些細な変化の中に、新たな自分を見出す。Mr.Gentleman EYEWEARの異素材コンビネーションモデル
2024/01/10
新年は、新しく何かを取り入れるのに適した時期だ。習慣でも、物でもいい。例えば財布を変えてみたり、新しいネクタイを締めてみたり。ちょっとした変化で気分が切り替えられるし、その変化はこれからの一年を気持ち良く始める手助けとなる。
2024年が始まりしばらく経ったが、あなたはどのような変化と共に過ごしているだろうか。もしかして、まだ何も変わっていない?それなら些細なことでいい。新しい自分を探しに行くために、コンビ素材のアイウェアを取り入れてみるのはどうだろう。
Mr.Gentleman EYEWEARの新作コンビネーションモデル
「Mr.Gentleman EYEWEAR(ミスタージェントルマンアイウェア)」の冬の新作に、2種類のコンビネーションモデルがある。一方はフロントがチタンで、テンプルがアセテートのもの。もう一方はその逆で、フロントがアセテート、テンプルがチタンのものだ。どちらも「Mr.Gentleman EYEWEAR」定番シリーズの最新作である。
一見普通のメガネだが、顔を左右に振った時の意外性が面白い。大きな変化を日常に取り入れるのは大げさだけど、人に気付かれないくらいの少しの変化で気分を変えたい人に、ぴったりのアイウェアではないだろうか。
ルック写真と共に、各モデルの詳細を見てみよう。
ツインブリッジはアセテートテンプルでより洒落て
「ROBERT」と「DAVID」は、ツインブリッジシリーズの新作である。
重なり合う二つの曲線がブリッジとなってリムを繋いでいる、ツインブリッジ。一見交わっているようで交わっていないこのブリッジ、デザインはかなり特徴的だが華奢に作られているので、顔のパーツと喧嘩せずによく馴染む。
そんなブリッジデザインのフロントに、アセテート素材のテンプルがついたのが、今回の新作だ。
|ROBERT(Mr.Gentleman EYEWEAR)
|DAVID(Mr.Gentleman EYEWEAR)
その華奢さゆえ、これまで上品な印象が強かったツインブリッジだが、テンプルがアセテート素材になることで見た目がキュッと引き締まっている。エレガントというよりは、クールな雰囲気だ。
そして何より、テンプルが重厚な見た目になる分かえってフロントの軽やかさが浮き立ち、ツインブリッジの独特なデザインにスポットが当たっている。これまでのツインブリッジに比べても、洒落た印象が増したと言えるだろう。
ドレッシーな雰囲気を少しカジュアルダウンさせた今作は、より休日の服装にもマッチするようになった。スウェットなどのリラックスウェアにあえて合わせて、そのバランスを楽しむのもおすすめだ。
また見た目だけでなく、アセテート素材のテンプルはチタンに比べて冷たくないという、冬には嬉しいメリットも。ラウンドとオクタゴン、お好みのシェイプで、是非とも洒落た冬を過ごしてみてほしい。
インパクトのあるフロントはチタンテンプルで大人っぽく
「JACKSON」と「TRAVOLTA」は、縞模様に彫りの入ったテンプルが特徴。
これまでこのテンプルは「KEVIN」などブロータイプのアイウェアに多く使われてきたが、今作ではアセテート素材のみのシンプルなフロントに合わせられている。
|JACKSON(Mr.Gentleman EYEWEAR)
|TRAVOLTA(Mr.Gentleman EYEWEAR)
顔の印象を決めてしまうほど重厚なフロントデザインと、サイドの品良く軽やかなチタンテンプル。このバランスがなんともオトナな雰囲気で、余裕のある感じだ。真面目なだけじゃないユーモアや、反対にふざけてばかりではない賢さのようなものを、この一本は表現しているような気がする。
また今作は、従来のアセテートフレームでは味わうことのできないジュエリーのような華やかさを楽しむことができるモデルだと思う。ピアスなど、顔まわりのアクセサリーとアイウェアをリンクさせて遊んでみよう。縞のテンプルデザインは案外どのようなアクセサリーとも相性が良く、あなたのファッションに上品な華やかさを添えてくれるだろう。
些細な変化の中に、新たな自分を見出す
大人になると、大きく変化することなんてそうそうない。けれどそれだけじゃつまらないというワガママな気持ちを抱くのも、また大人である。
だから変わらない自分というブレない軸を持ちつつ、その中で些細な変化を楽しみたい。そしてそんな些細な変化の中に、新たな自分を見出すのだ。
異素材コンビネーションのアイウェアは、まさにそんな願いを叶えるのにピッタリではないだろうか。大きな変化を日常に取り入れるのは大げさだけど、人に気付かれないくらいの少しの変化で、日常を面白がって。
また最後になるが、ご紹介した新作のフロントのサイズが、通常よりも少しだけ大きいことにも触れておきたい。特にアセテートフレームの「TRAVOLTA」、ツインブリッジの「DAVID」は、そのサイズ感を写真でもお分かりいただけるはずだ。
決して大きな変化ではないが、顔に乗せた時のメガネの割合が少し大きくなるだけで、印象はずいぶん変わる。顔立ちが垢抜けて見える気がするのだ。
今、顔の印象にもファッション性を求める人は増えている。単純に綺麗、格好いいというだけでなく、どこか引っ掛かりのあるお洒落な顔立ちは、国内外問わず人気が高い。また最近マスクをしなくなったことで、その需要は加速しているように思う。
見た目も、内面も。自分の新たな可能性は、案外些細な変化の中に転がっているのかもしれない。だからこそ、これらの新作をそのきっかけにしてみるのはいかがだろう?
そしてその可能性が、今年一年をより素敵に変えてくれることを願って。
山田ルーナ - 文