まるでアイスクリームのフレーバー!『選ぶ』楽しみをくれる、新しいメガネクロス。
2024/09/10
〈磨くはファッション〉を提唱するクリーニングクロス専門ブランド「MetropolitanCROSSbottle(メトロポリタンクロスボトル)」より、新作 "flavor" が登場。同ブランドではこれまで展開してこなかった一般的なメガネ拭きのサイズ感だが、コンセプトがちょっと特別。選ぶ段階から磨く工程までを通じて、普通のメガネ拭きでは味わうことのできないワクワクを体験できそうだ。
MetropolitanCROSSbottle "flavor"
毎日、違ったフレーバーを楽しむように。
毎日メガネ拭きも変えて楽しもう!
シングル・ダブル・トリプル。
アイスクリームのように組み合わせて贈るメガネ拭き。
そんなメッセージと共に誕生したのが、18cm×13cmのクリーニングクロス "flavor" だ。
今作はいつもの「MetropolitanCROSSbottle」とは少し雰囲気が異なる。それでは何が新しいのか?まずはその特徴について考えてみたい。
気分で『選ぶ』新しい楽しみ方
「MetropolitanCROSSbottle」と聞くと、『磨く・着る・飾る』の三拍子を想像される方が多いのではないだろうか。大判スクエアの、鮮やかな両面印刷。新進気鋭のアーティストたちとコラボして次々に生まれる図柄はどれも刺激的で、アート作品のように額装しても、スカーフのように身に纏っても、気分を上げてくれる。クリーニングクロスの可能性を拡張した存在と言っても過言ではないだろう。
その点 "flavor" は、これまでの「MetropolitanCROSSbottle」とは異なるアプローチがされていると思う。
これまでにない18cm×13cmというサイズは、いわゆる一般的なメガネ拭きのサイズだ。メガネケースに入れておくのにちょうどいいサイズ感。だからもちろん、これまでのようにアート作品として額装することにも、スカーフのように身に纏うことにも向いていない。
それじゃあ『磨く』ことしかできない普通のメガネ拭きなのか?いや、それも違う。
「MetropolitanCROSSbottle」は本作を通じて、『磨く・着る・飾る』以外に新しいクリーニングクロスの楽しみ方を提示していると思うのだ。
それは『選ぶ』楽しみである。
私たちがアイスクリームショップで感じる高揚感
アイスクリームショップを嫌いな人っていないんじゃないかと、私は思う。ショーケースの向こうに並べられた魅惑的なフレーバーたち。それらはカラフルで、ハッピーで、私たちの食欲よりむしろ感性を刺激する。
シングルじゃなくてダブル、トリプルを選べるなら、気分は最高。王道のピスタチオ×チョコレートもいいし、柑橘系×ヨーグルトのサッパリした感じも捨てがたい。いや、やっぱり今日の気分はナッツ×キャラメルかも……と、待っている間の妄想は膨らむ。選ぶ段階からもう楽しいのが、アイスクリームショップが提供するエンターテインメントなのだ。
そして"flavor" もまた、「MetropolitanCROSSbottle」が "アイスクリームのように組み合わせて" と呼びかけるとおり、選ぶワクワクを味わえるようなエンターテインメントである。
専用の什器をクルクルと回すと、メッセージの異なる様々なクリーニングクロスが。思い思いに手に取って、自分だけの組み合わせを考えたい。
従来の「MetropolitanCROSSbottle」がクリーニングクロスの使い方を拡張したのだとしたら、"flavor" はその選び方に、これまでにないエンターテインメント性を与えてくれるような存在なのではないだろうか。
そしてそれは、お店でのショッピングの時間に限らず家においても。
二つ、三つ、気に入った "flavor" を家に持ち帰ったら、次は毎朝の選択を楽しむことができる。一つはメガネケースに、一つはポケットに。あるいはハンカチーフのように使うのもいいかもしれない。どう使おう?どう見せよう?……"flavor" はアイスクリームのフレーバーのように、あなたの今の気分を盛り上げてくれるはずだ。
大切な人への贈り物や、自分の思い出にも
"flavor" はその気軽さから、ギフトに添えるメッセージカード代わりに使うのもおすすめ。パッケージの裏面にメッセージを書いて、花束やボックスに忍ばせるのはどうだろう。
各モチーフの意味に便乗するのもアリだと思う。ちなみに現在展開されている"flavor" は「INAZUMA」「HAPPINESS」「TARTAN」「STICKER」「2AM」「WALL」「ROYAL」「TONIGHT」「CAMO_01」「TSUMIKI」「ANNIVERSARY」「LOVE」の12種類。記念日に「ANNIVERSARY」を添えたり、告白に「LOVE」や「TONIGHT」を添えてみたり。特別なシーンが、よりお洒落に、思い出深くなりそうだ。
またデザイナーのGUSSYは今後の展望として、「地域限定フレーバーのような、そこでしか味わえない"flavor"をこれからどんどん発売していきます」と話していた。旅先でポストカードを手に取るように、自分へのスーベニアとして選ぶのも素敵かも。どのようなフレーバーが増えていくのか、今後の展開に期待したい。
「MetropolitanCROSSbottle」が主に展開しているモデルたちは、サイズ的にも価格的にも、アート作品のように、一つ手に入れたら一時的に満足できたが、"flavor" は次から次に選びたくなってしまうような中毒性がある。きっと、何枚も集めてしまうのだろう。でもそれでいい。"flavor" は、そういうクリーニングクロスなのだから。
これまで大きさにこだわり、世界一の大きさのクリーニングクロスをつくってきた
「MetropolitanCROSSbottle」が、今あえてつくる18cm×13cm。この小さなサイズに対して無限に広がる『選ぶ』楽しみは、私たちのメガネライフにまた新しい彩りを添えてくれそうだ。
山田ルーナ - 文