メトロポリタンクロスボトルのオリジナルアートフレームで、もっと自由で身近な「アートのある生活」を。
2024/12/20
アートがある生活って、すばらしい。アーティストが作り出す特別な世界は、いつだって私たちの生活に豊かさをもたらしてくれる。しかしその多くは壁に飾ることに限られ、動かせないもの、という印象を持つ人も少なくないだろう。そんな中、メトロポリタンクロスボトル(MetropolitanCROSSbottle)が発表した『MCB DOUBLE FACE FRAME』は、アートの在り方そのものに新しい可能性を提示するアイテムだ。このプロダクトを通じて、アートのある生活に一歩踏み出してみたい。
メトロポリタンクロスボトルを引き立てる「MCB DOUBLE FACE FRAME」
メトロポリタンクロスボトルは、クリーニングクロス専門ブランド。「磨く・着る・飾る」をコンセプトに、従来のメガネ拭きの概念を超えた独自性のあるクリーニングクロスを展開している。
その最大の特徴は、アーティスト作品をダブルフェイスで贅沢に楽しめるという点だろう。デザイナーGUSSYは、キュレーターさながら独自の視点でアーティストを発掘し、気鋭の作家たちと次々にコラボレーションしている。クリーニングクロスに鮮やかにプリントされたアート作品は、磨くことはもとより身につけることにも額装することにも向いており、また気分によってリバーシブルで使い分けることができるのだ。
この特徴を最大限に活かすために設計されたのが、この度発表された『MCB DOUBLE FACE FRAME』である。
『MCB DOUBLE FACE FRAME』は、アクリル板を用いてクロスを挟む構造となっている。つまり裏表のないリバーシブル仕様。気分や空間の雰囲気に応じて、簡単に表裏を切り替えることが可能だ。
メトロポリタンクロスボトルはこれまでも額装を推奨していたが、裏表問わず飾ることのできる額というのはそうあるものではない。そのため表面を変えたい時には、その度に額装し直す必要があったのだが、『MCB DOUBLE FACE FRAME』だとそんな手間をかけなくてもいいのだ。ただそれだけで、アートを飾るという行為がより柔軟で自由なものになるのではないだろうか。
ちなみに『MCB DOUBLE FACE FRAME』は、30cm×30cm、45cm×45cm、55cm×55cmの3サイズで展開され、メトロポリタンクロスボトルがメインで展開するクロスの全サイズに対応している。すでにクロスをお持ちの方は、お手元のクロスの新しい可能性をすぐにお楽しみいただけるはずだ。
「art baggage」アートを持ち歩くという新しい発想
『MCB DOUBLE FACE FRAME』はその仕様だけでなく、デザイン性にも優れたアートフレームである。
工具感のあるソリッドな見た目は、モダンで洗練されていて、どのようなインテリアにも馴染みそうだ。コンクリート打ちっぱなしの部屋に合わせたらもちろんクールだし、ウッドベースの部屋においてもミッドセンチュリー風でカッコいいと思う。
またスクリュードライバーとオリジナルピンが付いていることにも注目したい。オリジナルピンはフレーム側面の穴に取り付けることができ、デコレーションを楽しむことができる。
しかしもっとも印象的なのは、なんといっても上部につけられたハンドル。
ご覧のとおり『MCB DOUBLE FACE FRAME』にはハンドルが付いている。このハンドルにより、アートを「持ち歩く」というこれまでにない体験が可能となったのだ。
例えば、リビングから寝室へ。さらには自宅からオフィスへ、はたまた友人宅へと気軽に移動させられる点が、このフレームの革新性を象徴している。
デザイナーGUSSYはこの特徴を「art baggage」と表現した。このコンセプトが示すのは、アートを所有することの楽しさと、どこにでも携えられる自由さである。固定された壁の上だけではなく、どんな空間でもアートを楽しむことができるという発想は、間違いなく日常に新たな価値をもたらすだろう。
ブランドの背景にある「アートを贈る」という想い
『MCB DOUBLE FACE FRAME』は、贈り物としてのアートの可能性も大きく広げているように思う。誕生日やクリスマス、あるいは母の日や父の日、敬老の日など、大切な人を思い浮かべながら選ぶアートは、これ以上ない特別なギフトになりそうだ。
従来アートを贈ることには「重厚すぎる」「場所を取る」などのハードルが伴っていた。しかしこのアートフレームは、リバーシブル仕様や無駄のないサイズ設計によって、そうした課題を軽減している。その自由度の高さは、受け取る側にとっても嬉しいポイントとなるだろう。
実はこのアートフレームには、ブランド創設の背景にある「アートをもっと身近に」という想いが込められている。
メトロポリタンクロスボトルの発端となったのは、デザイナーGUSSYのアメリカの友人が、初任給で絵を買ったというエピソードだった。その友人が語った「アートを所有する喜び」を多くの人に感じてもらいたいという願いが、メトロポリタンクロスボトルを支え続けているのだ。
だからメトロポリタンクロスボトルのクリーニングクロスは、原画を買うには少しハードルが高いと感じる人でも気軽にアートを楽しめるようデザインされている。そして『MCB DOUBLE FACE FRAME』は、言うなればその楽しさをさらに拡張するために生まれたアイテム。その相乗効果によりアートはより身近になり、私たちの暮らしに彩りと豊かさをもたらしてくれるだろう。
いつか原画を購入するステップとして、お気に入りのクロスと『MCB DOUBLE FACE FRAME』を取り入れてみるのもいいかもしれない。部屋に一枚飾るだけで空間全体の印象が変わる体験を通じて、アートをもっと身近に感じていただきたい。
アートを所有するから、共有する時代へ
『MCB DOUBLE FACE FRAME』がもたらすものは、きっと単なるインテリアとしてのアートではないのだ。それは、私たちのライフスタイルそのものを変える力を持つプロダクト。『MCB DOUBLE FACE FRAME』を通じて、アートは壁に飾られるだけの固定された存在ではなく、暮らしに溶け込み、場所や状況に応じて変化するものへと進化した。
このアートフレームが、私たちの生活をより鮮やかに彩るツールとして愛される日が来るのは、そう遠くないはずだ。そしてアートは個人的でありながらも共有可能な存在へと変わっていくだろう。日々の中で感じる美しさや特別感を、他者と分かち合う。そんな普遍的でありながらもかけがえのない価値を、メトロポリタンクロスボトルは改めて提案しているのである。
アートをもっと自由に、もっと身近に。『MCB DOUBLE FACE FRAME』とともに、これまでの常識を超えた「アートのある生活」を楽しんでみてはいかがだろうか。
山田ルーナ - 文