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【MCB30特集】GUSSYセレクト。韓国人アーティストANKAが描く、日常に宿るさりげない愛おしさ。

【MCB30特集】GUSSYセレクト。韓国人アーティストANKAが描く、日常に宿るさりげない愛おしさ。

2025/06/10

クリーニングクロスブランドMetropolitanCROSSbottle(メトロポリタンクロスボトル)には、「MCB_ART30(MCB30)」という30cm×30cmのシリーズがある。所有欲を満たしつつも使い勝手がいいので、ファーストメトロポリタンクロスボトルとしても人気を集めるこのサイズ感。今回は、現在展開している「MCB_ART30」より、デザイナーGUSSYのお気に入りについて聞いた。GUSSYセレクトは、韓国のアーティストANKA(アンカ)とのコラボレーションアイテム。あなたのお気に入りを見つける一助となれば幸いだ。

GUSSYが熱烈なラブコールを送った韓国人アーティストANKA

「MCB_ART30」で特にお気に入りのコラボレーションを教えてください。……これはデザイナーGUSSYにとって、少し難しい問いだ。というのも、GUSSYにとってMetropolitanCROSSbottleのクリーニングクロスはすべてお気に入り。一つに絞ることは到底できない。けれども今回GUSSYは、読者のために、あえて一人のアーティストを挙げてくれた。

 

「自分が発掘したという点で、韓国のアーティストANKAとのコラボレーションには思い入れがあります」

 

MetropolitanCROSSbottleのインスタグラムで、阪急メンズで先行販売されていたウルトラマンのクリーニングクロスをご覧になった方もいるかもしれない。あのイラストを担当したアーティストこそが、イラストレーターANKAことMinjung Kangだ。

 

MetropolitanCROSSbottleでは、ウルトラマンコラボの2枚以外にも、6つのアートワークからなる3枚のコラボレーションプロダクトを作成。どのクリーニングクロスでも、ユーモアのあるモチーフが、温かみにあふれた色彩とタッチで描かれている。

このコラボレーションの発端は、GUSSYの直感にあった。

 

「ANKAとの出会いはインスタグラムでした。私がフォローしている大好きなアーティストさんがフォローしているのを見つけて、“あ、この人、自分とアート感覚が似ているかも”と感じたんです。気が付けば、熱烈なラブコールを送っていました」

 

コラボレーション実現のために猛アタックしたというGUSSY。デザイナーというよりは美術館のキュレーターのような役割として、この優れたアーティストの存在をどうにか人々に届けたい、という強い気持ちがあったのだろう。そんな背景もあり、この5枚はGUSSYのなかでも特に思い入れのあるコラボレーションアイテムになったようだ。

たとえば隣のテーブルでひそかに始まる小さな恋に気づいた瞬間

ANKAのことを少しご紹介しよう。

 

ANKAことMinjung Kangは、済州島を拠点とするアーティスト。日常シーンを独自のフィルターを通して覗いたような、親しみがありつつもどこか夢のなかのような世界観が特徴だ。絶妙な色使いと体温を感じさせる線が、唯一無二の魅力をつくっている。

 

ANKAは韓国芸術総合学校(ソウル)の美術学科で学び、2000年代から国内外のグループ展や個展で作品を発表するなど、精力的に制作活動を続けてきた。ドローイングや東洋画の技法、デジタルメディアを自在に操り、NFT分野にも早くから取り組んでいる。またその存在感はコンペティションの場でも示され、2006年には『SAAB design agenda』にて特別賞を、2023年には『西ソグィポ大聖堂マークコンテスト』で大賞を受賞。今後の活躍が特に期待されているアーティストの一人だ。

しかし、ANKAが現在のスタイルを築くまでには、内面との対話が欠かせなかったのだそうだ。大学卒業後、作家としてのキャリアを歩み始めた彼女は、展示のたびに「作品に意味を持たせなければ」という重圧に悩まされるようになる。比喩やメッセージ性の強いアートが評価される空気のなかで、気づけば表現すること自体が苦しさを伴うものになっていた。

 

そうして彼女がたどり着いたのは、済州島だった。ソウルの喧騒を離れ、自然とともに暮らすなかで、彼女の作品世界は大きく変化する。「表現することは、もっと静かで、もっとささやかでいい」。そう確信した彼女は、日々の暮らしのなかに潜む変化や気づきを丁寧にすくい取り、やわらかな色彩とシンプルな線で描くスタイルを確立していく。

彼女は自分の制作について、こんなふうに語っている。

 

「私の作品を通して捉えたいのは、たとえば隣のテーブルでひそかに始まる小さな恋に気づいた瞬間や、どこかで静かに起こるささやかな騒ぎのような、何気ないけれど心をふと動かす一瞬です。そうしたはかない瞬間に大きな意味が宿っていると私は考えていますし、そしてそれは、シンプルさやユーモアのなかにこそ喜びがあるという、私自身の信念の証でもあります」

 

なるほど確かに、ANKAの作品には、ごくさりげないけれど確かに心を動かす一瞬が描かれている。この複雑な世界のなかで、シンプルでちょっと可笑しくて、しかし確かな物語をもつアートは、適度なリラックス感とともに、私たちに心地よい気づきを与えてくれそうだ。

ANKAが手がけたウルトラマンコラボを例に挙げよう。日本の国民的ヒーロー「ウルトラマン」の彼女なりの再解釈は、従来の特撮的イメージとは一線を画す、詩的で柔らかなタッチが特徴だ。ヒーローの力強さや象徴性はそのままに、どこか無音の世界で描かれたような静けさが漂うデザイン。その表現こそまさにANKAの真骨頂であり、カルチャーとアートの橋渡しとして非常に完成度の高いプロダクトに仕上がっている。

現在は子育てをしながら制作を続けているANKA。作品はますます温かみに満ちたものになり、目にする人々を笑顔にする。

「MCB_ART30」何気ない瞬間に心を動かして

30cm角の「MCB_ART30」は、MetropolitanCROSSbottleでも特に日常使いに最適なサイズとして設計されている。折りたためばポケットや小さなポーチにもすっきりと収まり、バッグのなかでもかさばらない。広げれば、スマートフォンやタブレット、眼鏡やカメラレンズなどのメンテナンスに十分な面積を持ち、実用性と携帯性のバランスに優れているのが特長だ。さらに首元に巻いたり、バッグの持ち手に結んだり、壁に飾ったりと、想像力次第で使い方は無限。

 

だからこそ、MetropolitanCROSSbottleを初めて手に取る方や、ギフト需要にも、自信を持っておすすめしたい。「アートクロスってどう使うの?」という戸惑いを感じることなく、自然と日常に取り入れることができるだろう。

 

そのなかでもANKAとコラボレーションした5枚のクリーニングクロスは、私たちに心地よい気持ちを届けてくれる。

GUSSYのラブコールに応じて韓国・済州島から届いたANKAの感性は、日本のカルチャーと交差し、やがて生活のなかの小さな一枚へと姿を変える。彼女が日常のささやかなシーンに耳を傾けるように、私たちも、愛おしい自らの日常に耳を傾けてみよう。

 

何気ない瞬間に心が動いたとき、私たちの世界は、まだ見ぬ温かな彩りに満ちていくだろう。

山田ルーナ - 文

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