アイウェア収納を、コーディネートする。DIFFUSER新作薄型メガネケース

今回は〈DIFFUSER（ディフューザー）〉の新作の話なのだけど、ちょっと〈Mr.Gentleman EYEWEAR（ミスタージェントルマンアイウェア）〉みたいな角度（？）から記事を書き始めたいと思う。

 

私は何故かこの時期になると、ジョン・レノンについて考えてしまう。彼が亡くなった日が12月8日だからだろうか。それに今年は『Let It Be』がスペシャル・エディションで世界同時リリースされたり、映画『ザ・ビートルズ Get Back』の公開もあって、ラジオでもよくTHE BEATLESを流しているので、その感じが例年より強いのだ。

 

物心ついたときからTHE BEATLESを聴かされていたが、彼らに本当に影響を受け始めたのは高校に入ってからだった。自分で音楽を選ぶようになり、意識して聴くにつれ、そのカリスマ性に魅力を感じていった。特にジョン・レノンは当時すでに亡くなっていたこともあり、その生き様を伝説そのものだと、強く惹かれたものだ。

 

『Love Me Do』でデビューした当時のモッズファッションでなく、ロングヘアに丸メガネの いわゆるジョン・レノンな姿をイマジンしながら、書き進めたい。

 

誰しも、彼のあの 丸メガネのスタイリングに、憧れを抱いたことがあるんじゃないだろうか。
嫌味のないクラシックなメガネ。知的で、どこかミステリアスで、色っぽさもあって。男女問わず、あんな雰囲気を纏いたいと、憧れを感じたことがあるはずだ。
実際、ジョン・レノンのメガネ姿は、目の良い人たちの間でファッションとしてアイウェアを浸透させるに至った。

 

さあ、前置きが長くなってしまったけれど、本題に入りたい。
ここまで書いておいて驚くだろうが、今回の記事は、なんと丸メガネのご紹介ではない。

 

フィーチャーするのは、レザー製の薄型メガネケースOIL LEATHER SMART EYEWEAR CASE。

 

アイウェアを愛する方へ。
あなたの憧れを美しく収納するための、ミニマルで実用的なアイテムが、このたび〈DIFFUSER〉の新作として発表された。

ジョン・レノンがかけていたような丸メガネを探すと、「縄手（なわて）スタイル」と呼ばれる、テンプルに特徴があるメガネによく出会う。メタル素材による曲線ラインが美しい、線の細いアイウェア。これは「ケーブルテンプル」「巻きつる」などとも呼ばれ、テンプルのモダン部分が、耳を包むように緩やかなカーヴを描いている。

 

THE クラシック。現代でファッションとしてアイウェアを愛する私たちにとって このメガネは、懐かしいというよりむしろ新しく、簡単にお洒落な雰囲気を演出してくれるアイテムだ

 

しかし、先の問題がひとつ。
こういったスタイルのメガネは、テンプルのモダンデザインに特徴があるがゆえに、全体の縦幅がレンズに収まらず、結果普通サイズのメガネケースに収納することができない。そのためどれだけ美しく華奢なアイウェアでも、見た目に反してゴツいイメージのメガネケースしか選択肢がなかったのだ。

 

〈DIFFUSER（ディフューザー）〉が着目したのは、ここである。

 

せっかくのこだわりのアイウェアなのだから、収納さえコーディネートして、お洒落にメガネライフを楽しみたい。そんな思いのもとデザイナー広瀬雅規氏が考えついたのが、OIL LEATHER SMART EYEWEAR CASEだ。

この薄くて一見何も入らなさそうなメガネケースは、テンプルを外に出して使用する。
つまり、テンプルがどのようなデザインでも、この薄さのままスマートに収納することができるのだ。

 

それってすごく、スマートじゃないだろうか？むしろ、こだわりのテンプルデザインが見えることで、携帯しているときのテンションも上がりそう。

 

ミニマルで、シンプル。
これまで諦めていた変形デザインのアイウェアも、これならカッコよく収納することができそうだ。

 

そして〈DIFFUSER〉のこだわりは、もちろんこれだけではない。アイウェアアクセサリー専門ブランドならではの、その実用性・耐久性にも触れておきたい。