ジョイエブリタイム株式会社

洗練と無骨が共存する時。Mr.Gentleman EYEWEARのレザー巻きリムが限定復刻。

洗練と無骨が共存する時。Mr.Gentleman EYEWEARのレザー巻きリムが限定復刻。

2024/06/30

数年前に話題になったMr.Gentleman EYEWEAR(ミスタージェントルマンアイウェア)のレザー調リムが限定復刻。人気モデル「CLAPTON」と「RENTARO」の新色として登場する。華奢で艶やかなテンプルと、クラック加工が施されたレザー巻きリムを備えたアイウェアは、言わば洗練と無骨の共存。前回もすぐに完売となり、この数年間で復刻を願う多くの声が寄せられたデザインであるが、そこまで人を惹きつけるのは、このデザインでしか得られないアイウェア体験があるからかもしれない。

Mr.Gentleman EYEWEARのレザー巻きリム

今回「CLAPTON」と「RENTARO」限定で展開されるアイウェアの特徴は、リムがレザー調であることだ。それもつるっとした革ではない。華奢なリムを覆っているのは、クラック加工が施された独特の質感の生地であり、それがなんとも個性的な雰囲気を生み出している。

 

私はこのデザインの魅力を、相反するもの同士が手を取り合って作り出す魅力だと考える。それはつまり、レザーと艶やかな素材感、レザーと華奢なフォルムであり、それらが喧嘩するのではなく、しかし溶け合うわけでもなく、個々に主張しつつも静かに共存しているという点で、他にはない魅力があるのだ。その不思議な調和は私たちに心地よい違和感を抱かせる。

以前も「SEAN」や「EDWARD」といった華奢なフォルムのモデルでレザー巻きリムを展開していたので、この感覚はデザイナー高根氏の意図したものではないかと思われる。繊細なアイウェアにあえて落とし込む、クラックレザーの豊かな表情。洗練と無骨が共存するそのデザインは、紳士的でありながらいつもどこかアグレッシブな雰囲気をもつMr.Gentleman EYEWEARの世界観に、ぴったりハマっているようだ。

 

ファンもやはりそのように感じたようで、2018年に初めてレザー巻きリムが発売された際には、とても注目を集めた。そのため早い段階で完売したのだが、その後再販されることはなく現在に至る。

 

とはいえ復刻を願う声に対して、この数年間高根氏が何もしてこなかったわけではない。復刻のタイミングが今になった理由は、そしておそらく今回もこれ限りとなる理由は、その生産背景にあった。

職人泣かせのクラックレザー調生地

レザー巻きリム。このデザインは、相当難しい技術を必要とするらしい。

 

汗などの関係で本物のレザーを使うわけにはいかないので、レザー調の生地をオリジナルで作っているのだが、これが難しい。具体的には、手作業による厚みのある塗装とクラック加工で質感を表現するのだが、特にこの手作業の塗装というのが大変な工程なのだそうだ。

 

諸事情により以前の工場で生産ができなくなったMr.Gentleman EYEWEARは、復刻を願う声に応えようと、これまで車関係の塗装会社など多くの職人にあたってきた。しかしどこも断られるか、仕上がりが良くなかったかでお蔵入り。そうしてようやく辿り着いたのが、今回製作した工場だった。

しかし無事作ることが出来たとはいえ、このデザインには多くの時間やコストがかかり、また手作業による塗装を行う関係で個体差が反映されやすいため、どうしても継続的な展開には向いていない。そういう理由で、今回もレザー巻きリムは数量限定生産となった。

 

復刻を心待ちにしていた方全員に届くかは分からないが、この機会にと思う方には是非とも積極的に手に取っていただきたい。個体差はあるがそれ故に、縁があって手に取ったものはきっとあなたに馴染むはずだ。

 

レザーが巻かれているように見えて、本当は職人がその見た目に似せ、一から手作業で作り上げているというMr.Gentleman EYEWEARのレザー巻きリム。レザーが一つとして同じ表情がないように、このリムの表情もまた、たった一つだけのものだ。

Mr.Gentleman EYEWEARの人気モデル「CLAPTON」と「RENTARO」

最後に、レザー巻きリムが展開される「CLAPTON」と「RENTARO」の話を少し。

 

以前「その曲線に何を重ねる?ブリッジ一体型モデル - Mr.Gentleman EYEWEAR新作アイウェア」の記事でご紹介したが、タイトルのとおり、この二作はブリッジの曲線がとりわけ美しい。

 

ブリッジ一体型というのは、ブリッジ、クリングス、パッドが一体となったパーツを指す。お手持ちのアイウェアをご覧いただくと分かりやすいと思うが、クリングス(リムとパッドを繋ぐパーツ)とパッド(鼻に直接当たるパーツ)は、通常ブリッジ(リムを繋ぐパーツ)とは別パーツで作られ、あとでリム(レンズを囲うパーツ)と一緒に組み立てられる。ところが「CLAPTON」や「RENTARO」などMr.Gentleman EYEWEARのブリッジ一体型モデルの場合、ブリッジ、クリングス、パッドは金型から製作したオリジナルパーツにより、一体化されているのだ。以前私はその見た目を「他にはない一体感のある滑らかな見た目が実現している」と表現したが、今でもそう感じる。

ブリッジ一体型モデルは、かけた時とても優美な印象を受ける。特に横顔が優しく上品。すごくさりげないのに、すごくお洒落だ。このデザインは、レザー巻きリムととても相性が良いように思う。その優美な曲線がアイウェア全体の洗練された印象を助長し、ヴィンテージ調のクラックレザーという意外性をさらに引き立てるからだ。

 

数年前とモデルこそ違うが、洗練と無骨という点ではむしろ以前よりも魅力を増して復刻したように思う。夏が深まって装いが軽くなり、より小物に目が向き始める今、人と違うアイウェアで、「センスの良い人」という印象をさりげなく作り上げてみてはいかがだろうか。

山田ルーナ - 文

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