今っぽいお洒落はサステナブルな人工スエードで - DIFFUSER 2024AW

素敵だなって思う人はいつだって、人や世界のために何かしている。例えばサステナブルなアイテムを選択することもそう。環境に配慮したアイテムを選んで、それをさらりと身につけているのだ。今の世の中的なお洒落さって、そういう思考に隠れていると思う。

とはいえ何を選ぶべきか分からないという方は、まずDIFFUSERの人工スエードによるアイウェアアクセサリーを手にとってみよう。日々のスタイルにさらなる洗練さを加えながら、環境にも配慮したファッションライフを楽しんでみたい。

DIFFUSERが採用する人工スエードは「ウルトラスエード」という名前の生地だ。合成繊維等を取り扱う大手化学企業「東レ株式会社」によるもので、75%ポリエステル（うち約30%は植物由来の再生資源を使用）、25%ポリウレタンで作られている。

エコ意識の高いユーザーにとって魅力的な選択肢であることは間違いないが、それ以上に知っていただきたいのは、この素材が地球環境に配慮しつつも高級感と耐久性を持ち合わせているということだ。

「ウルトラスエード」は、人工スエードの中でも高級ラインと言えるだろう。その最大の特徴は、抜群の手触りときめ細やかな美しさだ。程よく肉厚でありながらしなやかで、それでいて、さらっとして気持ちが良い。高級自動車の内装にもこれとよく似た人工スエードが用いられているので、車好きの方はイメージしていただくといいと思う。また最近ではラグジュアリーブランドの衣類やバッグ、靴などにも採用されるなど、「ウルトラスエード」の注目は急激に高まっている。

さまざま業界から注目を集める理由は、高級感と触り心地の良さだけでなく、耐久性の高さにもある。

「ウルトラスエード」の利点は、本革のスエードに近い質感を持ちながらもメンテナンスがしやすく、色移りや汚れが付きにくいこと。本来メンテナンスがしづらく経年劣化する一方のスエードの質感を、長い間美しい状態で楽しむことができるというところに、人気の秘訣があるようだ。

今作はこれまでのカラーと比較しても、そのファッショナブルなニュアンス感が目を引く。ブラウンやボルドーからモノトーンカラーまで、6色のシックな本体カラーに合わせられるのは、同じくシックな配色のストラップ。落ち着いた雰囲気だが、本体カラーとストラップがそれぞれに引き立てあっていてお洒落だ。

秋冬にぴったりのカラーだな、と思う。今の季節ならジージャンやトレンチコート、もう少し寒くなったらウールのコートなど、さまざまな装いに馴染むだろう。トラッドスタイルに合わせれば、その若干のテック感もあいまって程よく旬を感じさせることもできそう。

アイウェアでなくとも、スマホを入れるなど、ポケット代わりに使うのもあり。わざわざプラスアルファするスタイルで、機能性とファッション性を同時に手に入れたい。

DIFFUSERデザイナー広瀬氏は本作について「暖かい地域の人にも楽しんでもらえるように」と話していた。確かに気温の高い地域に住む人は、本革のアイテムを気軽に取り入れられない。レザーは通気性が低く、汗や湿気を吸収すると簡単に劣化してしまうからだ。また、暑い気候では首回りに汗をかきやすいため、レザーがベタつきやすく、不快感を感じることも多い。

その点、人工スエードで作った本作は、そのような懸念を抱かなくて良い。最近世界中に展開を広げているDIFFUSERならではの、より多くのユーザーへ向けたグローバルなアイデアだ。

時にグラスホルダーはアイウェアがないと間抜けに見えてしまうことがあるが、DIFFUSERのアイウェアアクセサリーはアイウェアがなくても成立するというところがやはりスペシャル。ただ首にかけているだけでもお洒落に見えるため、アイウェアを一時的に外すときにも、スタイルを崩すことがない。

シンプルながら洗練されたデザインなので、必ずスタイリングを格上げしてくれるのも嬉しいところ。サコッシュ、グラスホルダーともに軽量であるため、是非気軽にプラスアルファして、秋冬のスタイリングを仕上げていただきたい。

そして何より、ラグジュアリーな人工スエード「ウルトラスエード」を採用しているという点が、とても今っぽい。

その地球に優しい判断は、結果あなたの気分をも高めてくれるだろう。サステナブルな素材を選択していることは、この時代において大きな価値がある。ファッション性を保ちながらもエコフレンドリーなアイテムをさらりと取り入れて、本当のお洒落を手に入れよう。

日々のスタイルに、さらなる洗練を。そのためのヒントは、サステナブルというキーワードに隠れていそうだ。

山田ルーナ - 文