ジョイエブリタイム株式会社

フレンチヴィンテージが気分。多面的なカッティングが光るcorner新作

フレンチヴィンテージが気分。多面的なカッティングが光るcorner新作

2024/10/20

cornerの新作2型〈French Arnel〉と〈Godard〉にフィーチャー。40年代フレンチヴィンテージを再解釈し、そして昇華させた今作は、それぞれどのような魅力があるのだろう。両モデルに共通する多面的なカッティングは、トレンドのフレンチヴィンテージ気分をさらに盛り上げてくれそうだ。

cornerが魅せるヴィンテージの世界

cornerは、福岡発のアイウェアブランド。福岡市内のアパレルやメガネマンが集い2022年に誕生、2023年秋にローンチした。

 

「▶︎フィーチャー記事「曲がり角の向こうへ!cornerが提案するヴィンテージメガネの新たな魅力

 

特徴は、ヴィンテージフレームの魅力を現代に蘇らせる独自のデザイン手法を用いて、ひとつのベースモデルにつき「Research series」と「Sublimation series」の2型展開していることだ。cornerのアイウェアはどれもクラシカルな立体感と現代的な機能性を兼ね備えており、ラグジュアリーでありながら日常的に使いやすい。ヴィンテージの新しい取り入れ方を教えてくれるだけでなく、アイウェアの可能性を広げる存在として、現在国内外で注目されているブランドである。

 

そんなcornerの代名詞ともいえる「フレンチヴィンテージ」をベースにしたモデルが、このたび新作として登場した。「Research series」の〈French Arnel〉と、「Sublimation series」の〈Godard〉。それぞれの魅力を、写真とともにご紹介したい。

French Arnel - 40sヴィンテージの美学を現代に

「Research series」の〈French Arnel〉は、40年代のフレンチヴィンテージ、通称「フレンチアーネル」をベースとしたモデルだ。ヴィンテージマニアから愛されるスタイルを現代的に再解釈し、「Research series」の醍醐味である「ヴィンテージに忠実だが現代的なかけ心地」を実現している。

 

特徴的なのは、オリジナルヴィンテージにいくつかの新しい要素を盛り込んだ点。オリジナルヴィンテージには見られない【ファセットカット】や【セミテレビジョンカット】、【フレンチカット】を盛り込み、クラシックな佇まいの中に大胆さを共存させた。この多面的なカッティングについては後述する。

アイウェアは通常、アンダーリムを細めに仕上げると顔に馴染みやすいとされる。しかし〈French Arnel〉ではあえてそれを意識せず、見方によってはむしろアンダーリムの方がボリュームがあるように見えるようデザインしたそうだ。これにより、フレンチヴィンテージならではの洒落っ気が誇張されているように思う。

 

広めのブリッジと、意図的にボリュームを持たせたアンダーリムのデザインは、言わば洗練されたアンバランス。フレンチヴィンテージ特有のオートクチュール感を伴って、他にはない存在感を与えてくれそうだ。

Godard - 知的な色気を纏う

「Sublimation series」の〈Godard〉は、先の〈French Arnel〉をベースに天地幅を狭めた、スクエア寄りのウェリントン型デザインが特徴。フランスのヌーベルバーグを象徴する映画監督ジャン=リュック・ゴダールをイメージし、インテリジェンスなシェイプに仕上げている。知的で洗練された、大人の色気を漂わせる一本だ。

一見ボリューミーだが、〈French Arnel〉と比べてアンダーリムがすっきりと仕上げられているため顔に馴染みやすく、男性だけでなく女性にも魅力的に映るだろう。肉厚フレームに初めて挑戦する方にもおすすめしたい。

なお通常「Sublimation series」には、cornerオリジナルの華奢なテンプルデザインを用いるのだが、今作は〈Godard〉〈French Arnel〉ともに存在感のある共通テンプルを採用している。cornerの特徴である「Research series」「Sublimation series」のシリーズ感とは別に、今回だけのシーズン感も楽しんでいただけそうだ。

8mmの厚手生地と多面的なカッティングが生み出すラグジュアリー感

フレンチっぽさの中に、さりげなくラグジュアリーな雰囲気を漂わせる今作。その秘密は8mmの厚手生地と、多面的なカッティングにありそうだ。

〈French Arnel〉も〈Godard〉も、8mmという厚めの生地をフラットにカッティングしたような見た目が特徴的だ。ブロー部、リム内側、そしてリム外側にそれぞれ異なるカッティングを施し、フレームに独自の存在感と気品をもたらしている。

 

両モデルに用いられたカッティング技術は以下のとおり。

【ファセットカット】
両モデルとも、ブロー部に施されている。ダイヤモンドのカッティングに代表される多面的なカット。

【セミテレビジョンカット】
両モデルとも、リム内側に施されている。古いブラウン管TVのように、内側に斜めに向かうカッティング。

【フレンチカット】
両モデルとも、リム外側(下角)に施されている。クラウンパントに見られるように、リムの外と内でリムラインが異なる。

これらのカッティングにより、8mmの厚手生地に複数の角度や面が持たせられ、立体的な見た目と高級感が実現した。手にとってみれば、その複雑な陰影と光の反射に、抜群の雰囲気の良さを感じるはずだ。

 

個性と洗練とが共存したような不思議な魅力を、是非とも味わっていただきたい。

cornerのフレンチヴィンテージが気分

「Research series」の〈French Arnel〉と、「Sublimation series」の〈Godard〉は、私たちにフレンチヴィンテージの新しい価値を提供してくれるだけでなく、cornerというブランドにとっても新しい流れを感じさせる意欲的な新作だ。

 

多彩なカッティング技術が他にはない立体感を演出し、ラグジュアリーな視覚的効果をプラス。どのシーンにもどのスタイリングにもマッチするデザインに仕上がった。

ヴィンテージならではのタイムレスな魅力と、現代的なアプローチが融合するcornerの新作は、ファッション性を重視するアイウェアファンにとって欠かせないアイテムとなるだろう。

 

秋冬はやっぱり、フレンチヴィンテージが気分。是非男女問わず、この機会に取り入れてみてほしい。両モデルとも、国内外の取り扱い店舗にて販売中だ。

山田ルーナ - 文

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