名バイプレーヤーとしてのグラスコード。DIFFUSERの新作ラメ紐アイテム

名バイプレーヤーとしてのグラスコード。DIFFUSERの新作ラメ紐アイテム

2021/04/19

思えば自分が子どもの頃、グラスコードをあえて装着するという洒落た概念は存在しなかった。メガネについている紐といえば大抵薄いパープルのビーズや水晶のような天然石で、それは貴婦人方の特許品だったし、オシャレな青年たちは、グラスコードは疎かメガネさえかけていなかったのだ。
メガネを取り巻く小物がオシャレアイテムとしての地位を確立したのは、ほんの最近のこと。特にグラスコードは、徐々に勢いを増し、今もっともフィーチャーされているファッションアイテムと言えるのではないだろうか。
そういうわけで色々なシーンで目にする機会が多くなったグラスコードだが、DIFFUSER(ディフューザー)の新作アイテムは、ひと味違う。せっかく選ぶなら、毎日のメガネライフに、こんな名バイプレーヤーを迎えてみたい。

そこまでこだわる?理想のラメ紐ができるまで

東京から世界へとアイウェアアクセサリーを発信するDIFFUSERは、2012年スタートの日本のブランドである。こだわりを持つ男性のメガネライフのために、アイウェアアクセサリーに特化し、幅広くアイテムを展開している。
このブランドの面白いところは、良い意味での、その行き過ぎたこだわりにあると思う。たとえば今回の新作、METALLIC SILK GLASS CODE は、DIFFUSERのデザイナー・広瀬雅規氏がとことんこだわって生まれたアイテムだ。
ご存知の方もいるかもしれないが、DIFFUSERではこれまでも、いくつかラメ紐を作っていた。しかし今回のラメ紐は、原料選びからこだわり、柄を工夫して組み上げたという点で、従来のラメ紐と異なる。具体的には、「アンティークカラーのラメ糸を、柔らかい国産シルク糸を使って特注したシルクコードと共にツイスト状に巻く」という柄の出し方をとっているのだ。これにより、出来上がったラメ紐はより無骨で、独特の質感をもつ。

シルク糸をこんなふうに使っているメーカーは、まずないだろう。柔らかいシルク糸はそのぶん加工がしづらいし、勿論手間もコストもかかる。それにはっきり言えば、わざわざ使ったからといって、それでシルク特有の艶感やつるっとした肌触りを楽しめるわけでもない。だからシルクじゃなくても(たとえそれがナイロンでも)、特に気が付く人もいないのではないかと思う。
しかし、ここにシルクを使うという、贅沢。そういう突き抜けたこだわりを持てるというところが、DIFFUSERの良さであり、男性ならば誰しもが持っているロマンのようなものだと感じるのだ。

まるでアンティークチェーン。デザイナーが辿り着いた蝋引き仕上げ

今回の商品化にあたり、先のラメ紐をどう仕上げるか、DIFFUSER広瀬氏は悩んだそうだ。縮んだり、細くなってしまったら、理想の仕上がりとはいえない。
そこで辿り着いたのが、静岡の津田製紐(株)という紐を専門に製造するファクトリー。「極上の艶のために」をコンセプトに、職人のプライドと歴史をもって紐を作り続ける老舗企業だ。

静岡県富士市の津田製紐(株)(画像引用元:http://www.ts-brand.co.jp/tsbrand/index.html

 

この新作は、ここで蝋引き(ロウ引き)仕上げを行っている。
蝋引きとは文字通り、表面にロウを引きコーティングする加工のことだ。WAX加工とも呼ばれる。革靴などの靴紐をイメージすると、その仕様を想像しやすいだろう。

 

津田製紐(株)の蝋引きでは、天然資源で純度の高いパラフィンワックスを使用し、手作業で何度も塗り重ねている。ロウ は何層にもなり、紐は塗り重ねられるごとに、風合いを増す。
丁寧に、丹念に作られる紐には一切の妥協がなく、その姿勢もまた、DIFFUSERというブランドと共鳴したのかもしれない。

DIFFUSERのラメ紐を蝋引きしている様子

 

また、この手作業による蝋引きは、仕上げが絶妙だ。機械式では、こうはいかないだろう。紐を熟知しその活かし方を知っている津田製紐(株)ならではの蝋引きは、紐本来の美しさを引き立たせる。

蝋引き加工特有の風合い。これは今回の新作の雰囲気に、とてもよく合っているように思う。蝋引きによる表面の質感は、黒いシルク糸とあいまって、若干アンティーク調に仕上がる。そしてそれらは、まるでメタルチェーンのように見えなくもない。これこそが、この紐の要であり、ラメという一見華やかな製品を男性におすすめできる所以なのだ。

 

じつはこの効果は、デザイナーの狙いでもある。
この新作は、「ラメ紐でチェーンの雰囲気を再現する」というデザインコンセプトのもと作られているからだ。

 

メタルチェーンの要望はこれまで多く寄せられていたが、細いと切れやすく、太いと重たく、そして金属アレルギーの方には提供できないという、いくつかの問題点があった。
そこで考え至ったのが、ラメ紐による、アンティークチェーンのような表現。
ラメ紐なら、軽く、紐特有のしなやさと丈夫さがあり、堅牢度が高いため 色落ち・色移りの懸念もないし、光沢感も絶妙。…チェーンの問題点に向き合い、辿り着いた、DIFFUSERならではの オリジナリティ溢れる解決策というわけだ。

 

実際、こんなグラスコードは、見たことない。まさに、新しい時代の、こだわりを持つあなたのための、グラスコードである。

主役じゃないけど、主役級。名バイプレーヤーとしてのグラスコード

愛用のアイウェアに、あえて装着するグラスコードは、気分の上がるものであってほしいと願う。アイウェアやファッションをうまく引き立て、かといって控えめすぎず、品よく主張するような。

今回ご紹介した このDIFFUSERの新作は、まさにそんなグラスコードだ。決して主役じゃないけど、主役級の働きをするアイウェア小物は、きっと日々のファッションに手放せないアイテムとなるはず。それは、映画に出てくると安心する、あの俳優のような…。名バイプレーヤーと言っても過言ではないのかもしれない。

「DIFFUSER Tokyo」と刻印された オリジナルパーツにも触れておこう。片側にのみ付いているアンティーク調のプレートが、全体の雰囲気をきゅっと引き締めている。そういうさり気ない演出も、なんだかニクい。

カラーは全6色。アンティーク調のシルバー、ゴールドをはじめ、青も赤も、オレンジも、レインボーも、絶妙な渋さでオシャレだ。
無地を中心としたシンプルな装いが多いのであれば、赤や青、オレンジのアイテムも程よいアクセントとなるし、アンティーク調のゴールドやシルバーを、ワークやミリタリー系のビンテージウェアと合わせるのも洒落ている。自分の中にちょっとした遊び心が欲しいのであれば、レインボーもいいだろう。他にはない色味が、緩やかで心地よいカーブとなって、あなたを包んでくれるはずだ。

意外と万能な METALLIC SILK GLASS CODE。ファッションアイテムとしてのグラスコードは、毎日の装いに、 奥行きと快適さを与えてくれるだろう。

華やかさはありつつも、品よく控えめで、ついでに大人の男ならではの色気さえ感じる輝きは、オフィスカジュアルにも、プライベートにも、寄り添ってくれる。気持ちを上げてくれるアイウェア小物があれば、自粛気分に満たされたこの毎日も、ちょっと豊かなものに思えるかもしれない。

桜の頃も過ぎ、街ゆく人々の装いも日に日に軽やかになっていく。
小物がより重宝されるこれからの季節、ひと味もふた味も違うこの新しいグラスコードを、これを機会に、味わってみてはいかがだろうか。

 

オンラインストアで発売中。

 

山田ルーナ - 文

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