DIFFUSERのプレミアムな新作グラスコード。小さなシルバーパーツで、大きな豊かさを。
2021/05/03
前回の記事「名バイプレーヤーとしてのグラスコード。DIFFUSERの新作ラメ紐アイテム」で、アイウェアアクセサリーを展開する日本のブランド、DIFFUSER(ディフューザー)のこだわりは感じていただけただろうか。デザイナー・広瀬雅規氏を中心にとことん物作りに向き合う、良い意味で行き過ぎたその様子に、少しでも共感していただけたら嬉しい。
今回フィーチャーするアイテムは、前回と同じくDIFFUSERの最新作である「THREE WAY 925 ITALIAN LEATHER CORD」。このグラスコードは、シルバー(Silver925)のパーツへのこだわりが、これまたすごい。本記事では、名前のとおりスリーウェイで楽しめる「THREE WAY 925 ITALIAN LEATHER CORD」の製造背景と、こだわりのシルバーパーツだからこその おすすめの身につけ方を、おしゃれなメガネライフを過ごすあなたにご紹介したい。
日常をアップデートさせてくれる、DIFFUSERのプレミアムシリーズ
DIFFUSER(ディフューザー)は、ブランドのアイテムを、通常のラインと特別なラインとで分けている。この特別なラインを、プレミアムシリーズと呼ぼう。「栃木レザー」を用いたファスナー式のメガネケース「HIGH-END LEATHER EYEWEAR CASE」や、シルバーパーツを用いたネックレスのようなグラスホルダー「SILVER ENGRAVE GLASS HOLDER」などが、このシリーズにあたる。価格帯は通常のものより若干高くなるが、ここまでこだわりの詰まったアイウェアアクセサリーは、世界的に見てもおそらくDIFFUSERにしかない。
アイウェアアクセサリーに特化した、謂わばプロフェッショナルだからこそ作り出すことのできる雰囲気は、価格には変えられない価値があるといえるだろう。
これらのプレミアムシリーズは、特別だからこそ、ギフト需要も高い。家族や恋人に贈るものとしては、もちろん間違いないだろう。しかし筆者は、ギフトならばむしろ、自分自身にこそ最適だと感じる。
こだわりのある人って、自分の身近にあるものにこそ 丁寧に向き合っているイメージがあるのだが、どうだろうか。現状に妥協せず、少しずつ、確実に「アップデート」させていくことを楽しめるような余裕が、こだわりを持つ人々にはある気がする。仕事を頑張ったご褒美や記念に、自分への贈り物を選び、それらを通して日常を豊かにする。それってきっと、とても素晴らしいことだ。
DIFFUSERのプレミアムシリーズは、そんな「自分へのギフト」に最適なラインナップが揃っている。
今回ご紹介する「THREE WAY 925 ITALIAN LEATHER CORD」も、もちろん、このプレミアムシリーズだ。 グラスコードという役割だけにフォーカスすれば、多少洗練されたデザインのものでも、数千円あれば手に入れることができる。ただそういうものは、ほとんどの場合その場しのぎで、デザインに飽きてしまったり、耐久性の問題により、長く使えないことの方が多い。
その点DIFFUSERには、その場しのぎのアイテムはまずない。使い手のメガネライフにどれだけ寄り添えるかというのが、ひとつのテーマでもあるからだ。
「THREE WAY 925 ITALIAN LEATHER CORD」に関しては、その構造上、「一生使える」といっても過言ではないものに仕上がっている。まさにプレミアムラインと呼ぶにふさわしい、最高の上位互換であるグラスコードなのだ。
「一生もの」にできるグラスコード
プレミアムシリーズの新作「THREE WAY 925 ITALIAN LEATHER CORD」の一番の特長である、究極のシルバーパーツの詳細をご紹介しよう。
まず、何故シルバーパーツを使っているのかという点について。
DIFFUSER(ディフューザー)は多数グラスコードを展開しているが、基本的にパーツは真鍮製である。その中でシルバーパーツのアイテムを作っているのは、ひとえに「より美しく」「より長く」愛用できるものを目指したから。
このグラスコードに使われているシルバーパーツは、すべて、DIFFUSERのオリジナルだ。細やかな文字や模様などがデザインされたそれらは、通常は金無垢のメガネを作っている職人により、ひとつひとつ手作業で仕上げられている。これは、メガネと関わりが深い、DIFFUSERならではの製造背景といえるだろう。普段メガネという繊細なものを扱う熟練の彫金師は、日本においてもほんの一握りのプロフェッショナルである。
彼らが手がける彫金が施されたシルバーパーツは、シルバーカラーとブラックカラーの2色で展開されている。精巧な文字や模様、あたたかみのある曲線が美しい、まさに「逸品」だ。
こんな小さなパーツたちに、膨大な時間と手間が費やされているわけだが、それはデザイナーや職人のプライドと愛情と言い換えることもできるかもしれない。
コード部分のレザーは、イタリア製のベジタブルタンニングレザー。昔からの製法を採用している伝統的なレザーで、控えめな光沢がとても上品だ。レザーのカラーは、ブラックとブラウンの2色。どちらもシルバーパーツとの相性が良く、完成されたジュエリーのような存在感がある。
DIFFUSERは、どの製品もアフターケアがしっかりしているのだが、このグラスコードも例に漏れない。はじめから長く使ってもらうことを想定しているので、シルバーパーツは革から外せる構造になっており、革が傷んだ際には取り換えられるようになっているのだ。
失くさない限り、本当に「一生もの」。変色防止のコーティングが施されているので、日常使いもしやすい。グラスコードはどうしても後回しになってしまうアイテムだろうが、真に良いものを身につけるその豊かさを、あなたのメガネライフにおいても是非味わっていただきたい。
グラスコードでありながら、シルバージュエリー
「THREE WAY 925 ITALIAN LEATHER CORD」という名前のとおり、このグラスコードはスリーウェイだ。グラスコードとしてだけでなく、ネックレス、そしてブレスレットして、このアイテムを楽しみ尽くすことができる。
おすすめの使い方は、やはりブレスレット。ゴムパーツを外したグラスコードを、腕に巻き付け、オリジナルのCフックを鍵のように組み合わせることによって、ブレスレットとして身につける。
馴染みの良い革紐の一部に、シルバーパーツがきらりと存在感を放ってカッコいい。パーツが合わさる分、グラスコードとして使用するときよりも、シルバーの表情を楽しむことができるのだ。
また、グラスコードの応用編だが、今年はマスクにつけて楽しむのもおすすめだ。つけ外しをよりスマートにして、煩わしいアイテムを、自分らしいファッションに昇華させてはいかがだろうか。
ジュエリーのように楽しむアイウェアアクセサリー。そんなアイテムを、日常に取り込むのもありかもしれない。
DIFFUSER(ディフューザー)のプレミアムシリーズなら、あなたのメガネライフをきっとアップデートしてくれるだろう。こだわりの詰まった、「THREE WAY 925 ITALIAN LEATHER CORD」の小さなシルバーパーツで、大きな豊かさを手に入れたい。
全国販売店、及びオンラインストアで順次発売
山田ルーナ - 文