DIFFUSERの新作は、強くて美しい、サスティナブルなハードケース

DIFFUSERの新作は、強くて美しい、サスティナブルなハードケース

2021/06/14

私たち眼鏡ユーザーは、日頃さまざまなアイウェアに触れ、さまざまなアイウェアアクセサリーを使い分けなくてはいけない。

たとえばメガネケース。ひとくちにメガネケースといっても、ソフトなタイプやハードなタイプなど、色々ある。メガネを購入したときについてくる(大抵は愛せない)メガネケースをはじめ、家で保管するためのものや、持ち運び用など。

今回の記事では、ハードケースにフィーチャー。
夏に向けて、サングラスなど、普段持ち運ぶアイウェアは増えそう。「機能」も「オシャレ」も諦めない、そんな強くて美しいメガネケースをご紹介したい。

メガネを保護するための、ハードケース

メガネケースといっても、用途はさまざまだ。大きく分けると2つだろうか。「家で保管する用」と、「持ち運び用」。

ただ、これらを実際に使い分けている方は、おそらく少ないんじゃないかと思う。家で保管しているメガネケースのまま、カバンに入れてお出かけしている方も、結構いるのではないだろうか。

保管のためだけの柔らかいメガネケースでは、大きな衝撃からメガネを守ることはできない。 日常的にアイウェアを使っていて、それらを大切にしているならば、「持ち運び用」のメガネケースにこそ こだわりたい。単純に持ち運ぶためというよりは、確実にメガネを保護するための、メガネのためのメガネケースが、我々のメガネライフにはきっと必要なのだ。

しかし、メガネを保護するためのメガネケースは、多くの場合機能にばかり秀でていて、デザインがあまりかっこよくないことも 事実である。それらは、オシャレなメガネライフを送りたいメンズの方には やや味気ないし、毎日持ち歩くならやっぱり気持ちが上がるものがいいから、結局のところ せめてものセミハードタイプで、アクティブに持ち歩くにはやや頼りないメガネケースに落ち着いてしまう。

 

そこで今回ご紹介するのが、「機能」にも「オシャレ」にも特化した、〈DIFFUSER(ディフューザー)〉新作のハードケースである。
男性向けのアイウェアアクセサリーをつくり続ける〈DIFFUSER〉ならではの、ハードケース。眼鏡ユーザーならば「これを待ってた!」と感じるに違いないアイテムが、登場した。

強くて美しいメガネケース

〈DIFFUSER(ディフューザー)〉新作のハードタイプのメガネケースは、ブランドにとって初めての、「スチール素材」と「絞り技法」を用いたメガネケースだ。

 

「スチール」と聞くと、その素材上、無機質で愛想のない雰囲気を思い浮かべるが、そこはさすが〈DIFFUSER〉。見た目からはそのハードさを想像できないような、あたたかみのある、デザイン性抜群のアイテムに仕上がっている。

このメガネケースの特徴はやはり、スチール素材を、ブランドならではのレザーで包んでいるところにあるといえるだろう。

構造としては、ボディと蓋の2つに分かれ、ボディは、スチールをまずカラーアクセントとなる合皮でコーディングしたあと、〈DIFFUSER〉ではお馴染みの栃木レザーで包んでいる。よって、外側からは一切「スチールらしさ」を感じられないデザインとなっているのだ。

 

合皮をあえて用いているからこその、鮮やかな色合いも面白い。デザイナー広瀬氏の遊び心をふんだんに感じることができるポイントだ。
〈DIFFUSER〉のメガネケースは、他の製品でも外側と内側とのコントラストが楽しめるが、このメガネケースは、特に魅力的なカラーラインナップが揃っているのではないかと思う。構造上、蓋をスポッと外してアイウェアを出し入れするので、内側の色が覗く その過程も、日常的に意識して楽しみたい。

蓋部分は、外側は同じく栃木レザーで、内側には床革(とこがわ)を用いている。この床革を使用しているというのも、非常に特徴的だ。この革は通常捨てられたり、芯材として見えないところに使われることが多いのだが、その硬さを逆手にとって、蓋の内側に用いている。そのナチュラルさがかえっていい味となっていて、表面の栃木レザーとの色合いのバランスも美しい。
経年変化も楽しめそうなので、その色味が深くなっていく様子も味わいながら、長く愛用したい品だ。

栃木レザーの、サスティナブルな美しさ

つぎに、表面の素材である栃木レザーについて。

 

栃木レザーは、文字通り栃木県のタンナーによる革だ。
最大の特徴はその鞣し方法で、世の中の大半を締めるクロム鞣しなどのケミカルな方法ではなく、ベジタブルタンニン鞣しという植物由来のナチュラルな方法を取っている。時間はかかるが、環境に優しく、革の風合いもより楽しむことができて、趣深い。

見ようによっては、ナチュラルゆえに肌の表情が残っていたり、無骨な印象を与えるかもしれない。ただ、その自然物ならではの美しさが、栃木レザーの良いところなのだ。

我々の肌のように、シワがあったりすることもある。だけどそこには他には変えられない味があり、だからこそ、このメガネケースの無駄のない曲線に、どこかぴったりとハマる。

 

「良い子」なだけの革じゃ、良い男が持つにはつまらないだろう。 ややぶっきらぼうな表情で、個性のある、サスティナブルな革。こういうものだからこそ愛せるし、育てていけるというのが、今の時代を生きる大人の男の、新しいカッコよさではないだろうか。

 

さて、ここまで素材について述べたが、もしかしたら その素材よりも、ころんとしたフォルムに注目している方もいるかもしれない。

革の艶感を引き立てる、曲線的なフォルム。

このフォルム、栃木レザーだからこそ叶う、ある製法をとっている。アイウェアアクセサリーにおいては意外な、「絞り技法」と呼ばれる製法だ。

計算され尽くした革靴のような

革靴のつま先部分を想像していただきたい。誰もが一足は持っているだろう、プレーントゥをイメージするといいかもしれない。どうだろう。このメガネケースは、あのトゥに、よく似ていないだろうか。

じつは〈DIFFUSER(ディフューザー)〉の新作メガネケースの 特徴的な曲線は、一部の革靴や革小物と同じ方法でつくられている。それが、「絞り技法」と呼ばれる製法だ。

革製品の本場イタリアでは昔からよく使われる製法だが、立体的に革を成形するため、平面パーツを縫い合わせることで成形する通常の方法よりも工程数が多く、また気温や湿度でもその出来が大きく左右されるため、高度な技術と経験を必要とする。

この製法は、タンニン鞣しの革特有の可塑性を利用したもので、クロム鞣しの革には用いることができない。そのため最近では「絞り技法」による革靴を見かけることも少なくなった。
それを、メガネケースに。…本場イタリアの職人も、その発想にきっと驚くに違いない。

具体的な手順としては、まず 革に水分を含ませて、型にプレスし、3日ほど寝かせる。3日も必要なのだろうかと素人なので思ってしまうが、その曲線を革に記憶させるために、必要な時間だそうだ。

そうすることで、革が無理なく、その美しい光沢をもったまま、曲線に馴染んでいく。

なるほど、美しい革靴を見たとき、そのあまりに完成されたフォルムに 筆者はよく「このレザーは革靴になることが運命だったのだな」と感じるのだが、このメガネケースからも、同じようなことを思わされる。

まるではじめからその姿形だったように、無理なく、無駄なく、計算され尽くした美しさを、このメガネケースからは感じることができるのだ。

このメガネケースのように、無駄なくスマートに、流れるように優雅に、毎日を過ごしたいものだ。 そして願わくば、その革の色が深まっていくように、自分自身も共に成長していきたいと、ちょっとロマンチックなことさえ 考えてしまうのだった。

 

今回は、〈DIFFUSER(ディフューザー)〉新作のメガネケースをご紹介した。
見た目からは想像できないくらいしっかりしていて、日常的に持ち運ぶには申し分ない機能性。そして機能だけなく、こだわりの栃木レザーや、独特のカラーコントラストで、〈DIFFUSER〉らしさもしっかりと楽しめる逸品となっている。

 

メガネはもちろん、これからのサマーシーズン、サングラス用にもおすすめだ。
環境にも配慮した、強くて美しいハードケースで、メガネライフをアップデートしていただきたい。

 

発売は全国販売店、及びオンラインストアで6月下旬発売予定。

 

山田ルーナ - 文

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