【Mr.Gentleman EYEWEAR】色気が香る、大人の男の「WELLER」
2022/05/12
〈Mr.Gentleman EYEWEAR(ミスタージェントルマンアイウェア)〉の人気モデル「WELLER(ウェラー)」が、この度再入荷した。
一見するとビジネス向けのソリッドなメガネだが、横を向くとスタッズテンプルが現れる、意外性のあるデザイン。良い意味でドキッとさせられる、なんともこのブランドらしい作品だ。
再入荷にあたり、そんな「WELLER」の魅力を、ここに改めてご紹介したい。
色っぽいスタッズテンプル×硬派なフロントデザイン
〈Mr.Gentleman EYEWEAR〉の人気モデル「WELLER」。
まずはデザインの特徴について。
先にも触れたが、このアイウェアは良い意味での"意外性"が面白い。
フロントは、やや真面目な印象の、ビジネスライクなデザイン。トレンドにとらわれないようなベーシックなかたちで、「仕事の出来る男」という雰囲気だ。
しかし、ふっと横を向けば、そこには軽やかなスタッズテンプルが覗く。フロントからはとても想像できないような、砕けたテイスト。華やかで、洒落ていて、少し奔放なイメージさえ受ける。
このギャップが、とても色っぽい。
仕事一筋できっちりした人の、意外なユーモア。
また逆に、いつも調子が良い人が仕事で見せる、真剣な眼差し。
…そういった多面性を、人はあなたが身に着ける「WELLER」をきっかけに想像し、そしてきっと、もっと知りたいと思うだろう。
そしてあなた自身、自分の知られざる魅力に気が付くことができるはず。
「WELLER」は、そういうアイウェア。
成熟したビジネスマンを中心に 多くの方が入荷待ちをしていることにも、納得の逸品だ。
英国紳士ポール・ウェラーと彼のモッズスタイル
〈Mr.Gentleman EYEWEAR〉のコンセプトは、『憧れを生み出すもの』。すべてのアイウェアは、広島のオプティカルストア〈SENSE〉のオーナーも務めるデザイナー・高根(こうね)俊行氏が、幼少期から憧れ 影響を受けてきた ミュージシャンや俳優、映画、音楽などにインスパイアされて、デザインされている。
これまでの『FEATURE』記事でも、いくつかのモデルをご紹介してきた。
ジョン・レノン、オノ・ヨーコからそれぞれインスパイアされた、「JOHN」「YOKO」。アーネスト・ヘミングウェイで「HEMINGWAY」。日本からは白洲次郎で「JIRO」など。
今回ご紹介する「WELLER」も例に漏れず、デザイナー・高根氏に影響を与えた著名人がデザインソースだ。
おそらく、ファンだという方も多いだろう。
キング・オブ・モッズとも呼ばれ、今なお世界中にファンを持つ、ポール・ウェラーである。
キング・オブ・モッズ。
モッズとは"Modernism"から派生した言葉で、イギリスの若者の間で1950年代後半から1960年代中頃にかけ流行した音楽やファッションなどのカルチャーを指す。
このムーブメントに大きな影響を受けたポール・ウェラーが中心となって始めたのが、〈THE JAM(ザ・ジャム)〉というバンドだ。
このロックバンドは、パンク・ムーブメント全盛期の1977年にデビューしながらもモッズ・スタイルを貫き、音楽のみならず そのファッションセンスで、多くのイギリス人を虜にした。
同時代の〈SEX PISTOLS〉や〈THE CLASH〉と比べると、そのオリジナリティが分かりやすい。
モッズスーツに、リッケンバッカー。…少年時代スクラップ帳を作るほど〈THE BEATLES〉に熱中していたというポール・ウェラー。1960年代独特の雰囲気を纏っていることにも頷ける。
〈THE JAM〉のデビューアルバム『IN THE CITY』のジャケットをご存知だろうか。
壁にスプレーで書かれた「The JAM」の文字の前に、モッズスーツに身を包んだ3人のバンドメンバー。単純明快かつ痛快な彼らの音楽を表すような分かりやすいジャケットが、とにかくカッコいい。
…バンドの話かアイウェアの話か分からなくなりそうなので、この辺で〈Mr.Gentleman EYEWEAR〉の「WELLER」に戻ってこよう。
キング・オブ・モッズ、ポール・ウェラーにインスパイアされたモデル「WELLER」。
筆者にとってそのイメージは、モッズスタイルそのものである。
かっちりした雰囲気に漂う、絶妙な洒落っ気。
それは例えば、3つボタンで細身のモッズスーツに ナロータイという装いと、ミリタリーパーカーやモッズコート(M-51)というギャップ。革靴を履きスクーターを乗り回す、品の良さと遊びの共存。
一見相容れないような異なる要素が、同時にそこに在るということ。
それらを ちぐはぐにせず、楽しみながらまとめ上げる大人の余裕みたいなものが、このアイウェアにはある気がするのだ。
イギリスを代表するファッショニスタ、ポール・ウェラーの名を冠したモデルは、そのスターの名と〈Mr.Gentleman EYEWEAR〉というブランド名にふさわしい、真の紳士の風格を備えている。
色気を香らせて
最後に、ちょっと脱線させてほしい。
個人的な話になるが、最近香水に傾倒している。というのも、仕事でスーツを着る男性の友人がとても上手に香水を纏っていて、その様子に憧れを抱いたのだ。
大人の男性の嗜みとして、自分に似合う香水を知っているって大切なことだと思う。
誰もが好印象を抱くし、何より色っぽい。
トップノート、ミドルノート、ラストノートと、時間と共に変化する香り。
微かに感じられる その香りの"向こう側"には純粋な好奇心が掻き立てられるし、その人との物理的な距離や角度によって 印象が異なるのも素敵だ。
このアイウェアは、なんだか少し、そういう香水の感じに似ている。
第一印象では、その全ては分からない。
距離や角度を変え、時間をかけることで、見えてくる表情がある。
スーツに香水を選ぶように、是非このメガネを ビジネスに合わせてみてほしい。
「仕事が出来る男」なだけじゃないあなたの魅力は、人間関係やビジネスシーンを、さらに豊かなものへと押し広げていくはずだ。
さりげない色気を香らせて。
ウィットに富んだ あの頃のイギリスの若者たちのように、この日常を、力を抜いて楽しんでいきたい。
華やかな生地によるEカラーは、女性にもおすすめ。
再入荷した〈Mr.Gentleman EYEWEAR〉「WELLER」は、こちらからどうぞ。
・WELLER - Mr.Gentleman EYEWEAR
山田ルーナ - 文