便利だから、だけじゃない。私がDIFFUSERのグラスコードを身につける理由。
2022/03/14
アイウェアアクセサリーブランド『DIFFUSER(ディフューザー)』そして アイウェアブランド『Mr.Gentleman EYEWEAR(ミスタージェントルマンアイウェア)』を取り扱う『Joy every time Inc.』の、このFEATUREページで、もうかれこれ一年ほど、コラムやインタビュー記事を書かせていただいている。
お読みいただいている方はご存知かと思うが、記事の内容は、主にそれぞれのプロダクトのご紹介。
皆さまと同じように、新商品にはいつもワクワクし、新色には必ずドキドキし…これらのブランドに、筆者もまたすっかり虜なわけであるが、そんな中、今回の記事執筆にあたって、「DIFFUSERの商品から個人的なおすすめを紹介してみないか」という提案をいただいた。
つまり『Joy every time Inc.』ライター山田(?)が、完全なる独断と偏見で、おすすめをご紹介させていただける、ということである。
そういうわけで僭越ながら、今回は実際に愛用しているグラスコードについて書いてみたい。
ライターとしてというよりは、『DIFFUSER』のいちファンとして、その魅力をレビューしてみよう。
|ライター山田の愛用グラスコード
『DIFFUSER Tokyo』という革命について
まずはあらためて、『DIFFUSER(ディフューザー)』というアイウェアアクセサリーブランドについてご紹介したい。
『DIFFUSER』は、東京を拠点とする 2012年スタートのアイウェアアクセサリーブランド。メガネやサングラスなどファッションアイテムとして選択肢の多いアイウェアに比べ、その関連グッズが魅力的ではないという今までにない視点から、メンズファッションを切り口として、男性に向けアイウェアアクセサリーを展開している。
アイウェアアクセサリー専門ブランドなので、もちろんグラスコードやメガネケースなどのアイウェアアクセサリーに特化しているのだが、シーズンごとのコレクションルックが、まるでアパレルブランドのような雰囲気を出しているのが興味深い。
筆者が思うに『DIFFUSER』のプロダクトは、「あったらいいなを叶えるアイウェアアクセサリー」だ。(以前のFEATURE記事はこちら「あったらいいなを叶える、ディフューザーのアイウェアアクセサリー」)
アイウェア界の、革命である。
『DIFFUSER』は、素材へのこだわりやデザイン設計、どれをとっても、これまでアイウェアアクセサリーの世界で常識とされていたレベルより高いことを行う。また、ただのアイウェアアクセサリーにとどまらず、2way/3wayのアイテムが多いことも特徴的だ。例えばグラスコードは、ブレスレットとしても使えるものなども、人気商品として展開されている。
そういう要素が、コレクションルックを、アパレルブランドのように見せている要因かもしれない。
アイウェアアクセサリーだってファッションなのだから、ファッションブランドのように、どこまでもカッコよくっていい。
常識を疑い、超えていく。
その姿勢や風格に、私たちは惹かれてしまうのかもしれない。
マイファーストディフューザーは、グラスコードだった
さて、FEATUREでのコラムを書いていくうちに『DIFFUSER(ディフューザー)』にどうしても惹かれてしまい、自分でも購入することに。
その時に選んだのが、レザーのコンビネーションのグラスコードだ。(「COMBINATION TWO LEATHER GLASS CORD / Yellow & Navy」)
※残念ながら現在 SOLD OUT となっているが、そんなところもリアリティのある記事として受け止めていただきたい…「COMBINATION TWO LEATHER GLASS CORD」以外にも素敵なグラスコードは沢山あるので、ご検討中の方は是非他の商品もチェックいただければと思う。
『DIFFUSER』のおすすめを考えたときにまず浮かぶのは、やはり、グラスコード。
種類豊富、個性豊かで、それぞれにこだわりがある。最初に買うのにもっとも適した導入的な商品でありつつ、同時に ブランドを知れば知るほどさらに集めたくなるような、沼のようなアイテムだとも言えるだろう。
筆者の使っているものは、ツートンのアイテム。どの色の組み合わせも可愛かったが、特に気に入ったブルー×イエローに決めた。
つけているのは、主に 仕事用の度なしブルーライトカットメガネだ。PC作業中はメガネをかけ、休憩時は外して首にかけておく。
このグラスコードは、革が柔らかくて軽く、つけ心地がいいので、そこにあるのを忘れてしまうことも。しかしふと視線に入った時は、その可愛さに、思わず笑顔になれる。
これは例えば女性で言えば、定番使いのリングやネックレスと、感覚が似ているのかもしれない。
そこにあるのを忘れるほど自分に馴染むのに、ちゃんと、存在感のあるアイテム。無理なく日常に溶け込むような懐の深さが、『DIFFUSER』のグラスコードにはある気がするのだ。
ブランドのすべてを味わうということ
私が『DIFFUSER(ディフューザー)』のグラスコードを身につける理由は、便利だから、だけじゃない。
つけ心地がいいから、デザインがカッコいいから、便利だから…矛盾したことを話すようだが、『DIFFUSER』のグラスコードの本質は、そこではないと思うのだ。
筆者が思うにその最大の魅力は、ものを超え、バックグラウンドにある。
例えば、デザイナーの広瀬氏について。(広瀬氏のインタビュー記事はこちら「DIFFUSER|デザイナー広瀬氏のものづくりと、2021年。」)
真摯にものづくりに向き合う姿勢、未来を見据える力が、デザイナーの広瀬氏をはじめ、このブランドにはあるように感じる。そしてそれは、プロダクトの風格のようなものにも通じている。
おそらく広瀬氏のものづくりは、物体がゴールではない。
それを使って、どのような人が助けられ、喜ぶか。エンドユーザーへ向けた強い意識が、それぞれのアイテムに宿っているのだ。
こんなアイウェアアクセサリーは、他にはない。
私が『DIFFUSER(ディフューザー)』のグラスコードを身につける理由は、その徹底された世界観を楽しむ時間が、メガネをかけるという目的を超えて、好きだからかもしれない。
もしもあなたがこれから初めて『DIFFUSER』のアイテムを選ぶなら、もののもつ表面的な役割にとらわれず、ブランドのすべてを味わうつもりで、そのバックグラウンドにまで意識を及ばせてみてほしい。
身につければきっと、今まで気づかなかった、アイウェアの新しい価値に出会うきっかけとなるだろう。
そしてこのコラムもまた、あなたが『DIFFUSER』という ブランドをとおして、アイウェアというファッションの世界を知る ひとつのきっかけとなりますように。
山田ルーナ - 文