ジョイエブリタイム株式会社

AKONIという逸品 - 全てを超えて受け継がれていくもの

AKONIという逸品 - 全てを超えて受け継がれていくもの

2022/07/01

スイス発のアイウェアブランド〈Akoni Eyewear(以下 AKONI / アコニ)〉の取り扱いが、このたびスタートする。

 

老若男女国籍問わず多くのファンを持ち、業界からの信頼も厚い、世界屈指のラグジュアリーアイウェアブランド〈AKONI〉。ブランドは2020年に立ち上げられたばかりだが、その本当の歴史はもっと昔まで遡る。

 

本記事では、実際にプロダクトをお届けする前に〈AKONI〉についてよく知っていただくべく、このブランドのことをたっぷりとご紹介したい。立ち上げの経緯やデザイナーについて、またデザインスピリットや製造方法について…これらブランドの背景に、〈AKONI〉のもつ深い美学があった。

「知的なデザインと真のラグジュアリー感」2人のデザイナー

スイスで『Akoni Group』という会社が立ち上げられたのが、2019年。
〈AKONI〉は この社名を冠したラグジュアリーアイウェアブランドで、2020年、クリエイティブディレクターのサルマ・ラシードとCEOのロザリオ・トスカーノによって設立された。

 

ブランドの最大の特徴は、最高のサングラスおよびオプティカルを創造するために世界中から集められた、様々な分野のプロフェッショナルたち。

 

特筆すべきは、デザインチームに名を連ねる著名な二人組、ジェフ・ソロリオ(Jeff Solorio)とジョン・ジュニパー(John Juniper)だ。

 

幼馴染でもある彼らの歴史は、約30年前まで遡る。

 

実は彼らは、ロサンゼルス ハリウッドで1995年に設立された アイウェアブランド〈DITA(ディータ)〉の創業者。…このブランドでの功績により、二人はアイウェア業界の伝説的存在となった。
彼らの創り出す先鋭的で美しいアイウェアは、多くの業界人の憧れを集めていることでも知られている。(余談だが、ここFEATUREでもよくご紹介する〈Mr.Gentleman EYEWEAR(ミスタージェントルマンアイウェア)〉のデザイナー高根氏もその一人だ)

 

そんなジェフとジョンが率いる輝かしいデザインチームにより、ロサンゼルスとルガーノの間でデザインされている〈AKONI〉。
ブランドの2本柱となっている理念は「知的なデザインと真のラグジュアリー感」だ。

「知的なデザインと真のラグジュアリー感」--- この言葉のもと彼らは、デザイン、素材、仕上げ、機能性など あらゆる面に高い水準で向き合い、常に限界を押し広げている。伝統的、技術的な創意工夫を織り交ぜつつ生み出されるアイウェアは、高い芸術性をもち、その進化のスピードは止まるところを知らない。

 

それはもはや、アイウェアという枠を超えた“逸品”である。
ずっと受け継いでいけるような、タイムレスで、プライスレスな美しさ。〈AKONI〉が提案するのは、そんなアイウェアを超えた価値なのだ。

 

そして、その唯一の美しさを支える秘密は、MADE IN JAPAN --- 我らが日本にあった。

SHOKUNIN(職人)への強いこだわり

〈AKONI〉が目指すのは、世界有数のメガネ店や高い意識を持つ消費者に納得してもらえる製品を届けること。
そのために、最高品質の素材のみを使用し、日本の熟練した「SHOKUNINN(職人)」と提携して、常に最高品質の限界に挑戦しつづけている。

 

「SHOKUNINN」と表記したのは、ブランドの公式の記載にそう表現されていたからである。
以下〈AKONI〉より説明を引用することとしたい。

 

The word SHOKUNIN (which lacks a direct English equivalent) roughly translates to MASTERY OF ONE’S PROFESSION. In Japan’s most revered eyewear production facilities―some of which are more than 100 years old― master craftspeople dedicate years of their lives to mastering their crafts and passing them down to their worthy apprentices. Simply stated, there are no finer eyewear craftspeople anywhere on Earth.

 

SHOKUNIN(英語に直接相当するものがない)という単語は、大まかに”職業の熟練”に変換されます。 日本で最も尊敬されている眼鏡の製造工場(100年以上前のものもあります)では、熟練した職人が長年の人生を費やして、工芸品の製造技術を習得し、立派な見習いに引き継いでいます。 簡単に言えば、地球上のどこにも彼らより優れた眼鏡をつくる職人はいないのです。

 

スイスに最高級の時計があるように、ドイツに優れた自動車があるように…日本には、最上級のアイウェアを創り出す技術がある。〈AKONI〉は、自分達の哲学を体現するためには この「職人哲学」との共鳴が不可欠とし、日本屈指の優れた職人たちと協働でプロダクトを製作しているのだ。

 

工場はもちろん、福井県。
メガネづくりの最先端の土地で、最高の職人が、細部に至るまでの妥協のないこだわりと真心を込めて〈AKONI〉に命を吹き込んでいる。

また〈AKONI〉は、技術だけでなく素材にも、MADE IN JAPANのこだわりをもつ。

 

例えば〈AKONI〉のアセテートは、再生可能な木材と綿を原料として日本で作られたもの。
高い密度と強度、美しい光沢、そして耐久性をもつこのアセテートは、通常のアセテート生地のおよそ倍の時間をかけて作られている。高温でも形状が維持されるため、いつまでも新品のように綺麗な状態で使い続けることができる素材だ。

 

チタンも、同じく日本製。フェザーのように軽やかで、しかし強度もある〈AKONI〉のチタン。低アレルギー性で変色や腐食もないため、こちらもアセテートと同じく、一生使用できるように作られていることが特徴的だ。

〈AKONI〉のアイウェアは、それがそこにあるだけで説得力があるような、完璧な佇まいをしている。
これが 日本の最高の技術と素材をもって作られているということに、日本人として嬉しく思うと同時に、親しみを感じた。

グリーンハーモニー / 新時代のサステナビリティ

最後に、〈AKONI〉のブランドとしての取り組みに触れておきたい。
彼らが『GREEN HARMONY(グリーンハーモニー)』と呼ぶのは、環境保護への取り組みだ。〈AKONI〉では、フレームを作る各工程での環境負担を軽減するため、可能な限り地球に優しい素材と手順を採用している。

 

素材に関しては、アイウェア自体の生地だけでなく、プロダクト周りの素材にもこだわりをもつ。
例えば、デザイン性に優れたグリーンの革製メガネケースは、リサイクルされたガーデニンググローブから作られているものだ。パッケージももちろん、100%リサイクルされた段ボールと紙から。それだけでなく店内用ディスプレイグッズも、プラスチックではなく再生可能な木材を使用して作るなど、細部まで妥協なく取り組まれている。

 

サステナブルに賛同し取り組むだけでなく、それをとびきりセンスよく昇華させるのが、この〈AKONI〉。 環境保護は今のファッション業界において避けては通れない課題だが、その観点から見ても、〈AKONI〉はやはり注目のブランドだと言えるだろう。

AKONIという逸品 - 全てを超えて受け継がれていくもの

“逸品”というと、高級時計や万年筆を思い浮かべるだろう。
それはつまり、ずっと使えるもの。長く愛せるもの。そして、世代を超えて受け継ぐことができるようなものだ。

 

〈AKONI〉のアイウェアが目指すのは、そんな境地である。

 

先ほどサステナビリティについて触れたが、〈AKONI〉は真の環境へのアプローチについてこう考える。

 

Akoniは、長く愛されるタイムレスなデザインこそが、サステナビリティの真の形であると信じています。一見低価格で、すぐに処分されてしまうファストファッションのこの時代において、本当に優れた物には独自の持続可能性が備わっていると考えます。なぜなら、私たちの生活に光を与えてくれる美しい作品を簡単に捨てられる人はほとんどいないからです。

 

タイムレスで、プライスレスな、全てを超えて受け継がれていくもの。
〈AKONI〉という“逸品”は、あなたの生涯と、そしてその先に、経験したことのない美しい時間を与えるだろう。

 

日本ではまだ紹介できる販売店の少ない貴重なブランドでもある。
皆さまにご紹介できる日が、楽しみでならない。

 

山田ルーナ - 文

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