Mr.Gentleman EYEWEARと、一流の眼鏡店。【現地レポート(韓国・台湾編)】
2023/03/30
前回のDIFFUSERのご紹介につづき、今回はMr.Gentleman EYEWEAR(ミスタージェントルマンアイウェア)の魅力を、ちょっとグローバルな視点でお伝えしてみたい。台湾の「BRIGHT EYES」、そして韓国の「STANDARD EYEWEAR」というアジアの一流眼鏡店で、この日本のアイウェアブランドはどのように受け入れられているのだろうか。今回も現地の最新の写真を添えて、そのリアルな雰囲気をたっぷりとお届けする。
最高のものしか置かない。BRIGHT EYES|台湾
まずは台湾の「BRIGHT EYES(ブライトアイズ)」を見てみよう。以前 Mr.Gentleman EYEWEARの取扱店舗についてまとめた記事でも取り上げた店なので 見たことがある方も多いかもしれないが、台湾国内では影響力・販売力ともにトップクラスのアイウェアストアだ。Mr.Gentleman EYEWEARとの付き合いは、もう10年弱になる。
台湾で6店舗を展開しており、高級眼鏡店にしては規模の大きなストアであるが、そのどの店舗でも最高品質のサービスを受けられることが特徴だ。これは日本でもなかなか考えられないが、平日でも10名以上のプロフェッショナルなスタッフが店頭にいて、お客様に最善を尽くせるよう待機している。何かあった時に最大限の助けができるよう、目の問題について万全の体制を整えているのだ。
その姿勢は、設備にも生かされている。
こちらの2枚の写真は、検眼室。より確実に、その人に適したレンズを提供するため、2種類の距離でダブルチェックをする。プロフェッショナルなこだわりだ。
そしてそのこだわりは、店舗デザインにも。
この広くて、まるでインテリアストアのショールームのような部屋は、なんと待合室だ。接客や検査を受ける前のお客様は、ここでくつろぎつつ時間を過ごすことができる。「BRIGHT EYES」はその人気から いつもとても混んでいるのだが、そんな中でも精神的に豊かな時間を提供できるよう、工夫されている。
こういう店だからこそ、取り扱うアイウェアの基準は非常に厳しい。機能面の充実度、デザインや品質の高さ……。そこをクリアした製品だけが、ストアに並べられている。
Mr.Gentleman EYEWEARを「BRIGHT EYES」に納品するときはいつも少し緊張するのだと、スタッフは話す。けれども、そのようなストアで これだけ長い間 取り扱われているという事実、それだけで、Mr.Gentleman EYEWEARがどのようなブランドかということはお伝えできると思う。
最高のものしか置かない「BRIGHT EYES」に並べられるMr.Gentleman EYEWEAR。その品質の高さ、眼鏡としてのレベルの高さは、お墨付きだ。
身体的な影響力に基づいて。STANDARD EYEWEAR|韓国
次にご紹介するのは韓国の「STANDARD EYEWEAR(スタンダードアイウェア)」。中心地ソウルからは川を渡って少し南に外れる場所、いわゆる高級住宅街に近い場所に、このアイウェアストアはある。
「STANDARD EYEWEAR」はとにかく、その技術に定評がある。それもそのはず、この眼鏡店は眼鏡屋の家系に生まれたオーナーが始めた店なのだ。だからこそ、現代に多いファッションに振ったような店ではなく、古き良き…というのだろうか、昔ながらの眼鏡屋のように、メガネの視力矯正具としての役割を大切にしている。
メガネをかけた時の微妙な圧力の違いで 人の体調は大きく変わるのだと、「STANDARD EYEWEAR」のスタッフは話す。正しく矯正し、正しくかけている人は、肩こりや頭痛なども改善されるのだと。メガネは本来、視力矯正具であり、人の不安を解消してくれるようなアイテムなのだ。
この考えは、Mr.Gentleman EYEWEARとも少し似ている。
Mr.Gentleman EYEWEARのデザイナー高根氏も、眼鏡屋の家系に生まれた人。彼もまたアイウェアストアを経営しており、さまざまなメガネに触れているからこそ生じた新しいイメージを、自身のブランドに落とし込んでいる。その結果単なるオリジナルブランドではなく、ラグジュアリーアイウェアブランドとも比肩するような……玄人こそ愛するメガネとして人気を集めているのだ。
「STANDARD EYEWEAR」もおそらく、Mr.Gentleman EYEWEARのその姿勢が気に入っているのだろう。デザインよりも前に存在する機能美。メガネにおいて その点を何よりも大切にする気持ちに「STANDARD」は共感し、広くお客様に伝えてくれている。
Mr.Gentleman EYEWEARの抜群のかけ心地を通じて、そしてそこに「STANDAR EYEWEARD」の確かな技術が上乗せされて、実際に体調が良くなるような方もいるのかもしれない。身体的な影響力に基づいて美しいメガネを展開する「STANDARD EYEWEAR」の一角に、Mr.Gentleman EYEWEARは凛と並べられている。
クラシックを、一流を、世界に。
「BRIGHT EYES」はMr.Gentleman EYEWEARについてこう説明している。
私たちは常にファッショントレンドを追求してきましたが、あなたが長いあいだ関わることのできる“クラシック”を振り返ることも 忘れないでください。眼鏡をかける時間は、年単位で計算されます。必要なのは短期間の愛だけではなく、将来を見据え、時間とともに愛しつづけることのできるフレームを選ぶことです。
一流の店で 一流と認められ、各地でファンを増やしつづけるMr.Gentleman EYEWEAR。普遍的なものとして、愛しつづけられるものとして、そのメガネは世界に広がりつつある。
山田ルーナ - 文