ジョイエブリタイム株式会社

静かな大人のロックンロール。ミスタージェントルマンアイウェア MICK 新色

静かな大人のロックンロール。ミスタージェントルマンアイウェア MICK 新色

2021/08/16

ミスタージェントルマンアイウェア(Mr.Gentleman EYEWEAR)の定番モデル〈MICK(ミック)〉に、この度新色が登場した。アセテートフレームとスタッズデザインのチタンテンプルによるコンビネーションが特徴的な、スクエア型ウェリントン。今回発売を始めた3色とともに、このモデルの魅力をあらためてご紹介する。

ミックに憧れて

〈MICK〉は、ロックをイメージしてデザインされたモデルだ。フロントにつけられた通常よりも深い角度により、他のこのタイプのメガネにはない、立体的な印象に仕上がっている。

 

オンラインストアの商品ページなどでは名言されていないが、この〈MICK〉はもちろん「ザ・ローリング・ストーンズ」のミック・ジャガーだろう。50年以上世界のトップを走り続けるロックスター。多くの人が憧れ熱狂した、伝説的な存在だ。

 

ミスタージェントルマンアイウェア(Mr.Gentleman EYEWEAR)のコンセプトは『憧れを生み出すもの』。すべてのアイウェアは、広島のオプティカルストア〈SENSE〉のオーナーも務めるデザイナー・高根(こうね)俊行氏が、幼少期から憧れ 影響を受けてきた ミュージシャンや俳優、映画、音楽などにインスパイアされ、デザインされている。

 

誰もが知るロックスターをデザインに落とし込んだ〈MICK〉は、まさにブランドのコンセプトにぴったり。実にミスタージェントルマンアイウェアらしいモデルといえるだろう。インテリジェンスを感じるスクエア型ウェリントンのフロントと、ロックンロールの象徴のようなスタッズがあしらわれたテンプルという、一見ちぐはぐな要素が見事に合わさり、野性味と聡明さが融合しているような 魅力的な印象を受ける。ワイルド×クレバー…もしかしたらそれは、多くの人を虜にし、憧れさせる最高の組み合わせなのかもしれない。

静かな大人のロックンロール

前述のとおり「ザ・ローリング・ストーンズ」のミック・ジャガーをデザインに落とし込んだミスタージェントルマンアイウェア(Mr.Gentleman EYEWEAR)のモデル〈MICK〉。本記事のメインとして今回ご紹介したいのは、3つの新色だ。

この度 新たな定番カラーとして〈MICK〉に仲間入りしたのは、「Black // White Gold temple」、「Black // Matte Black temple」、「Matte Black // Matte Black temple」の3色。以下にそれぞれ画像とともにご紹介する。

画像でお分かりいただけただろうか。今回の新色の特徴は、その控えめなカッコよさにある。

今まで〈MICK〉は、ブラックのフロントと、イエローゴールドのテンプルとの組み合わせで展開していた。計算され尽くした角度や佇まいにより、その色の派手さよりは掛けやすいものだったが、一般的なメガネより強い印象だったのは事実。今回の新色では、その印象を払拭し、より掛けやすいものへとシフトした。

 

まず「Black // White Gold temple」だが、テンプルのカラーに注目したい。イエローゴールドだったテンプルが、洗練されたホワイトゴールドに変更されている。より肌馴染みがよく、優しい印象を受けるこのカラーは、程よい華やかさを残しつつも渋さがあり、大人の男性をより魅力的に見せてくれるはずだ。

次に「Black // Matte Black temple」と「Matte Black // Matte Black temple」。
見てのとおりオールブラックだが、これはミスタージェントルマンアイウェアでも非常に珍しいカラーリングだ。メガネやサングラスなどのアイウェアに限らず、オールブラックはファッション界隈で根強い人気を持つ。良い意味でメガネらしくないというか、ネックレスやリングといったアクセサリーなどのファッション小物と同じように選ぶことができるアイウェア。よりファッションを楽しめるメガネといえるのではないだろうか。

そしてこの2つのカラーの違いについてだが、フロントがマットか、ツヤありかで分けられている。マットなものは、クリングスとノーズパットがゴールド。ツヤありのものは、シルバーだ。
本当に、ごくごく僅かな違い。ただ、こういうところまでこだわるのが、ミスタージェントルマンアイウェアというアイウェアブランド。マットブラックのテンプルと同じくマットな質感のフロントで、ささやかなゴールドの色合いを楽しむもよし。マットブラックのテンプルとツヤのあるブラックのコントラストを楽しむもよし。痒いところに手が届くというか、「こういうの欲しかった」をきちんと提供してくれるミスタージェントルマンアイウェアの素晴らしさを、今回の〈MICK〉新色でも感じることができる。

普段シンプルなアイウェアを選ぶことが多い方だと、これまでの〈MICK〉を手に取ることは躊躇したかもしれない。ただ、今回の新色は、むしろ候補に入れるべきだろう。
以前ほどの派手さはないが、その佇まいはむしろ虚飾を排し、胸を打つようなアツさを静かに内包している。これはまさに、大人のロックンロール。多くの男性のハートを掴み、そしてその魅力を引き出してくれるはずだ。

NASAの技術によるマットブラックテンプル

最後に、新色オールブラックのマットブラックテンプルについて話しておこう。 このマットブラックテンプルは、従来のメッキ加工とは異なる「イオンプレーティング」という手法を採用して作られている。これは、1950年代に宇宙開発技術の一環としてアメリカのNASAで開発された真空メッキ技術で、使える色は限定されているが、密着度が高いため剥がれにくく、耐久性が強いという特徴を持つ。
アレルギーの心配も少ないし、色の経年変化もない。マットブラックテンプル特有の渋く鈍い輝きを 長い時間楽しめる仕様になっているので、メッキ剥がれなどが心配な方にも安心してお選びいただけるだろう。

〈MICK〉新色は、静かな大人のロックンロール。
歳をとって、酸いも甘いも経験したからこそ演奏できるような、スローテンポのロックンロールも、たまにはいいかもしれない。

 

山田ルーナ - 文

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