ジョイエブリタイム株式会社

【Mr.Gentleman EYEWEAR 10周年】「DYLAN -LEGEND-」ファーストモデルが伝説になるまで。

【Mr.Gentleman EYEWEAR 10周年】「DYLAN -LEGEND-」ファーストモデルが伝説になるまで。

2022/05/01

今年『Mr.Gentleman EYEWEAR(ミスタージェントルマンアイウェア)』は10周年を迎えた。

 

10年というと、短いようで長い年月だ。0歳だった赤ちゃんは10歳になるし、10歳だった子供は20歳になる。当たり前だけれど。

 

しかし本当に、ブランドが誕生してからそれだけの年月が経ったというのは 感慨深い。10年。振り返るにも未来を見るのにも、良い区切りである。

 

さて、10周年を記念して何か新作が出るだろうと、期待していたファンも多いはず。
今回のFEATUREでは、そんな期待を裏切らない、特別な新作をご紹介したい。

 

ブランドの代名詞ともいえる「DYLAN(ディラン)」から、このたび初のスペシャルモデルが発表された。

10周年を迎えた『Mr.Gentleman EYEWEAR』

10周年という節目なので、ブランドをご存知の方にも、これから検討される方にも、まずは『Mr.Gentleman EYEWEAR』について改めてご紹介したい。

 

『Mr.Gentleman EYEWEAR』とは、2012年にスタートした日本のアイウェアブランドである。
デザイナーは、感度の高いセレクトに定評のあるオプティカルストア〈SENSE〉の高根(こうね)俊行氏。眼鏡屋のオーナー自らデザインを手掛けることで始まったブランドだが、一流ブランドに比肩するクオリティで、国内外問わず人気を集め続けている。コンセプトは、『憧れを生み出す物』。展開されるメガネやサングラスのデザインは、高根氏が幼少期から影響を受けてきたミュージシャンや俳優、映画、音楽などにインスパイアされており、時代に左右されない多様なアイテムが揃う。

 

実は昨年、デザイナー高根氏のインタビュー記事を書かせていただいた。

▶︎ ミスタージェントルマンアイウェア デザイナー・高根氏 インタビュー 前編

▶︎ 「今」を流れる。ミスタージェントルマンアイウェア デザイナー 高根俊之氏 インタビュー 後編

 

デザイナー高根氏にお会いして感じたのは、実に自然体な人だということ。
『憧れを生み出す物』というコンセプトのもと、ご自身の青春時代を振り返りつつデザインを起こすことも多いが、しかし決して過去に固執することなく、また逆に熱い野望を抱いて未来を見据えるわけでもなく、ただ流れるように「今」を楽しんでいる。そんな印象を受けた。

 

『Mr.Gentleman EYEWEAR』のアイウェアには、そういった高根氏の人柄がよく表れている。
そのアイウェアは時にクラシカルに、時に大胆に、魅力的なデザインと最先端の技術をもって、私たちの「今」に寄り添ってくれる。 リピーターが多いのも納得だ。

 

立ち上げから10年が経った今は、もはや『Gentleman』…つまり『紳士』という枠を超え、老若男女問わず人気を集めるブランドとなった。

ファーストモデル「DYLAN」について

さて、そんな『Mr.Gentleman EYEWEAR』がこのタイミングで発表したのは、ファーストモデル「DYLAN(ディラン)」のスペシャルモデル。
「DYLAN -LEGEND-」だ。

 

「DYLAN -LEGEND-」を語るにあたって、「DYLAN」そのものの説明は避けて通れない。
以下の説明文をサイトから引用することとしたい。

 

ブランドの象徴であり、不動の人気モデルDYLAN。 Mr.Gentleman EYEWEARがブランドをスタートした時、初めて世の中に発表したのがDYLAN。1952年にRay-Banが発表したWayfareは同ブランドのアイコンであり、多くのブランドが見本にしてきました。日本の鯖江市において最高の技術を持つ工場で、Wayfareを超える物づくりを目指し、生まれたDYLAN。
突き抜けた質感、絶妙なホールド感、程よい傾斜角によるソリッドなデザイン、どれも手にした人にしか感じられない贅沢である。

 

 

説明のとおり、『Ray-Ban(レイバン)』の「Wayfare(ウェイファーラー)」をベースに生み出されたモデル。「Wayfare」をボブ・ディラン(Bob Dylan)が愛用していたこともあり、このモデルは「DYLAN」と名付けられた。

 

傾斜角が強く日本人の顔にはあまり合わない「Wayfare」を再解釈し、かけた瞬間にその違いが分かるほどのかけ心地を追求した「DYLAN」。

 

俳優の渡部篤郎氏がドラマ「クロコーチ」(2013年)で着用したことで一躍有名に。同氏は劇中だけでなくプライベートでも愛用されているようで、このエピソードからも、手放せないほどの使い心地の良さを想像することができる。

 

「DYLAN」はその認知度もあり、ブランドのエントリーモデルとして、価格を変えずに10年間販売してきた。人気に在庫が追いつかず品薄な時期も繰り返したが、10年間、作り続けた。間違いなく〈定番〉と呼べるモデルだろう。

高根氏は、この原点ともいえるモデルで、新しいスタートを切ることを決めていた。

 

正直、定番アイテムのモデルチェンジは、そこまで派手なリリースではない。
10周年を迎えるにあたり、もっと豪華な…例えば完全新作とか…アイテム展開の選択肢もあったはずだ。

 

けれども「DYLAN」。「DYLAN -LEGEND-」。
そこが、なんとも『Mr.Gentleman EYEWEAR』らしくて、ちょっと嬉しくなってしまう。

 

定番アイテムのモデルチェンジ。それは、本当に絶妙な違いである。だけど、大きな進化でもある。
スペシャルモデルとして進化を遂げた「DYLAN -LEGEND-」について、次にその詳細をご紹介したい。

「DYLAN -LEGEND-」伝説を名乗るわけ

今回の「DYLAN -LEGEND-」の特徴は、主に2つ。

 

まずは、「DYLAN」では初めてのチタンパッドの採用だ。
これまでプラスチックだったものを、チタンパッドに変更。見た目の高級感が増しただけでなく、鼻から少し高さの出る構造になるため、フォルム自体の立体感が増した。

そして次に、テンプルの仕様の変更。
こちらは特に大きなデザインチェンジなのだが、この「DYLAN -LEGEND-」は、テンプル芯を表から見せる構造にしている。

うつくしい梨地模様の金具が透ける。
フロントの存在感の強さに対しての、テンプルの繊細な表情が面白い。
細やかでさらっとした芯の質感と、ごつっとしたリベットとのコントラストも魅力的だ。

 

実はこのデザイン、意外と手間のかかる仕様である。
生地の張り合わせの段階で、間に芯を挟めば簡単なのだが、それだと空気や異物などが混入する可能性が高い。
「DYLAN -LEGEND-」はクオリティの高さを最優先し、生地と生地の間に圧力をかけて、芯を入れ込むという手法を取った。

 

これにより、テンプルの型は新規で作成。テンプル合口の厚みを3.3mmを3.5mmに、テンプルバネ部の厚みを3.0mmから3.3mmに厚くし、長さは145mmから147mmに変更した。

 

個人的なおすすめは、「マットブラック」。
このカラーも表サイドにはクリア素材を使用しているのだが、メインのカラーに合わせて、金具を入れ込んだあとにマット加工を施している。 
これにより、つるんとせず寡黙な雰囲気を保ちながら、同時に透明感を楽しめる仕上がりとなっているのだ。

触れそびれていたが、「DYLAN -LEGEND-」のカラーは全4色。
先の「マットブラック」と「ブラック」以外に、このモデルだけの「ブルー」や「グリーン」を展開している。

「DYLAN」も、もちろん良い。
だけど「DYLAN -LEGEND-」も、とても素敵。

今まで「DYLAN」を愛用していた方も、必ず欲しくなる。そんな魅力が、このスペシャルモデルには宿っている。

10年というと、短いようで長い年月だ。0歳だった赤ちゃんは10歳になるし、10歳だった子供は20歳になる。そして「DYLAN」は、この10年を経て、「DYLAN -LEGEND-」というスペシャルモデルを迎えた。

 

『Mr.Gentleman EYEWEAR』らしく10周年を記念した本モデル。是非お手に触れて、伝説を名に冠するその理由をご想像いただきたい。

 

山田ルーナ - 文

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