ブラックスピネル×レザーのコンビネーション。何気ない日も、ラグジュアリーなグラスコードで。
2022/11/30
「東京のアイウェアアクセサリーブランドDIFFUSER(ディフューザー)の代名詞であるグラスコードに、天然石とレザーのコンビネーションモデル「BLACK SPINEL CONBI- NATION GLASS CODE」が登場。キラキラと光を反射するブラックスピネルと、光をたたえた しっとりとした牛革の絶妙なハーモニーは、新しいお洒落のインスピレーションを我々に与えてくれそうだ。
Black Spinel × Cow Leather の対比と調和
新作「BLACK SPINEL CONBI- NATION GLASS CODE」は、天然石とレザーのコンビネーショングラスコードだ。正確には、ブラックスピネルと国産牛革のコンビネーション。黒く艶っぽいブラックスピネルはカッティングが施されており、多方面に光を拡散する。
ブラックスピネルは比較的有名な天然石なので、実際にご覧になったことがある方も多いのではないだろうか。漆黒の美しい天然石。その輝きは、ブラックダイヤモンドにも例えられるほどだ。
そんなブラックスピネルと、DIFFUSERの得意とする国産牛革のコンビネーション。天然石だけのグラスコードも、牛革だけのグラスコードも見たことはあるが、それを合わせるというところにこのブランドらしさを感じる。
ブラックスピネルならではの煌めきと、シンプルでカジュアルなレザーの質感は、正直対照的だ。ブラックスピネルが光を反射するならば、レザーはむしろ光を吸収する。外に輝く華やかな石と、内に輝くしっとりとした革。動と静のように、それらが作り出すコントラストは強い。
ただそれなのに、このふたつは意外と調和している。
どうしてだろう?……それはやはり、DIFFUSERのもつラグジュアリーな雰囲気、デザイン自体の品の良さに、両者がうまくまとめられているからではないだろうか。
DIFFUSERの世界観のもと、天然石はいわゆる天然石でなく、レザーはいわゆるレザーではない。つまりただの素材としての表情にとどまらず、より本来の魅力を発揮しているように思えるのだ。
ちょっと大胆な想像をしてみよう……もっと原始的な、石としての天然石や、生き物としてのレザーのようなものをイメージしてみる。この世界に、この自然界に存在する、それらが共存する場所を想ってみる。そうすると、この二つの要素がどうしても別のものには思えず、むしろ大いにリンクしているような気がしてくるのだ。
世界の美しさがこのグラスコードに込められているような、そんなスケールの大きな魅力が、この一本にはある気がする。
天然石を用いたこのグラスコードが単なるラグジュアリーなアイテムにとどまらず、新しいお洒落の選択肢として我々を楽しませてくれるのは、そういった理由もあるのかもしれない。
スタイリングイメージの広がるカラーリング
DIFFUSERらしい視野の広さが生かされている「BLACK SPINEL CONBI- NATION GLASS CODE」。
続いて、カラーについてもご紹介したい。
このグラスコードは4色展開。「Black」「Kahki」「Dark Grey」そして「Bronze」だ。
「Black」はブラックスピネルの漆黒と言わずもがな相性が良く、異素材感が楽しい。オールブラックのスタイリングを洋服において楽しむように、気軽に身につけてみたい。
「Kahki」はミリタリーチックなオリーブグリーン。普段ビンテージ×ハイブランドのスタイリングを楽しむような方には刺さる配色なのではないだろうか。
「Dark Grey」はブルー寄りのグレーだ。個人的にとても好きなカラーリングで、一つ選ぶならこれを自分のワードローブに取り入れたい。秋から冬にかけて、スエットなんかのアメカジな装いにも馴染みそうだ。
「Bronze」はメタリックなカラーで、ブラックスピネルの煌めきとマッチしてエレガントな雰囲気。ご年配の女性へのギフトなどにも喜ばれるかもしれない。
どれもブラックスピネルとの組み合わせが楽しく、スタイリングのイメージが膨らむ。ラグジュアリーなアイテムだけれど、あえてドレッシーにではなく、普段の装いに合わせるのが気分だ。ただもちろん、思いっきりドレッシーに合わせるのだって最高だろう。これからのホリデーシーズンのディナーシーンなどでも、名脇役として華を添えてくれそうだ。
また、繋ぎとなっている金具のカラーリングにも触れておきたい。
メタルグレーの小さな金具が両者を繋ぎ、その継ぎ目をうまく溶け込ませている。こういうちょっとした工夫・気遣いが、DIFFUSERの素晴らしい点なのだと改めて感じた。
Black Spinel - 天然石を身につける意味
最後に余談だが、昔、インド旅行に行ったときのこと。現地の男性ガイドが身につけていた いくつかの天然石リングがとても素敵で、理由を尋ねてみたことがある。お洒落でつけているのか、どういう意味があるのか?すると彼は「これはお洒落ではない」と言った。
「自分の誕生石と、今の自分にとって意味のある石を身につけている。お洒落ではなく、毎日お守りのようにつけているんだ」
ここでスピリチュアルな話をしたいわけではないが、そういう感覚ってすごく素敵だと思う。それに、自分を想って身につけ、そして馴染んでいるものって、本人はお洒落ではないと言ったけれど、やはりお洒落に見えるものだ。
ちなみにブラックスピネルは、トラブルやスランプなど人生の壁にぶつかったとき、それを乗り越える強い意志をもたらすとされている。宝石言葉は「果敢」「破邪」。そう思ってこの石を見ると、ひんやりとした漆黒の輝きに、静かな情熱のようなものを感じられなくもない。
キラキラと美しいこの「BLACK SPINEL CONBI- NATION GLASS CODE」を、宝石然として装飾のように身につけるのでなく、お守りのように身につけてみるのもありなのではないだろうか。
特別な日というよりは、むしろ何気ない日に。
他人にはあえて言わない情熱を、無言のうちに小さな天然石に重ねてみよう。パワーストーンのグラスコードというと大げさだけど、細やかなカッティングによる繊細な光の反射は、あなたの生活をほんのり明るく照らしていってくれるかもしれない。そしてその時間の経過は、経年変化としてレザーに刻み込まれてゆくのだ。
互いに素材感をしっかりと出しつつも、美しく調和しているグラスコード。
DIFFUSERだけの気の利いたアイテムを、この冬の装いにプラスしてみてはいかがだろうか。
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BLACK SPINEL CONBI- NATION GLASS CODE
■PRODUCT NUMBER
SG1136
■PRICE
¥7,000(+tax)
■COMPOSITION
・Japanese cow leather
・Black spinel
・Made in Japan
■COLOR
・A / Black
・B / Kahki
・C / Dark Grey
・D / Bronze
■SIZE
首周り 72cm
山田ルーナ - 文