メガネと一緒に、楽しい気持ちを持ち歩く。DIFFUSER - CARABINER HOOK EYEWEAR CASE
2022/12/30
東京のアイウェアアクセサリー専門ブランドDIFFUSER(ディフューザー)の新作から、今回は「CARABINER HOOK EYEWEAR CASE(カラビナフックアイウェアケース)」をご紹介する。今作は、カラビナで引っかけるタイプの巾着メガネケース。すでに使い倒したような風合いの表地のナイロン素材と、ビンテージ然とした巾着部分のコットン素材、そしてアクセントに用いられたイタリア製レザーの組み合わせは、まるでこだわりのお洋服をギュギュッと小さくしたような贅沢な雰囲気だ。この記事では「CARABINER HOOK EYEWEAR CASE」の魅力をお伝えするとともに、なぜこのアイテムを持ち歩きたくなるのか……その理由を考察してみたい。
シティライクなカラビナで、山ではなく街に繰り出す
まずは「CARABINER HOOK EYEWEAR CASE」というくらいなので、カラビナの話を。
これをお読みの皆さまは、カラビナと聞いてどのような印象を持つだろうか。代表して私の意見を言わせていただくと、カラビナって、山っぽい。登山やクライミングに欠かせないアイテムだし、実際登山用品店に置いてあるイメージがある。大小さまざまあり、カラフルでメタリックで、長辺に直線でブランド名が印字されている……あの感じ。
ただDIFFUSERのカラビナは、それとは対照的だ。
渋いメタルカラーで、ラウンド型。小さめのサイズ感。ブランド名の印字もカーブに沿っていて、洒落ている。
街っぽい。そんな表現が、とてもしっくりくる。
機能性はそのままに、シティライクに昇華させたカラビナ。これはなんだか、アイウェアアクセサリーの機能性はそのままに、ファッションアイテムとして新しく提案をするDIFFUSERの姿勢そのものに通ずるところがあるのではないだろうか。
ベルトループに、リュックに、バッグに。このシティライクなカラビナをサッと引っかけてみよう。ゴツくなく洗練されたこのカラビナでなら、肩肘張らず、気楽に身につけられそう。山ではなく街に繰り出す、シティボーイやシティガールのあなたに、このメガネケースはしっくりと合うはずだ。
お洋服のような雰囲気を詰め込んで
「CARABINER HOOK EYEWEAR CASE」の魅力はカラビナだけではない。カラビナよりもむしろ目を引くのは、その素材感と配色。そして巾着部分のペイズリー柄だろうか。
表地は、ナイロン素材。色むらのある加工がされており、すでに使い倒したジャケットのような風合いがある。どのように例えると伝わりやすいか考えていたのだが、バブアーのオイルドジャケットっぽいと表現したら近いかもしれない(あちらはコットンだけど)。ビンテージ感のある絶妙な仕上がりだ。
ビンテージ感で言えば、巾着部分のペイズリー柄もそう。アメリカンビンテージバンダナのような雰囲気で、程よい塩梅で表地から柄が覗く。それはちょうど、古着好きがバンダナまで計算してコーディネートを組むあの感覚みたいに。すっかり馴染んだジャケットを羽織って、デニムのポケットからバンダナをチラリと覗かせて……。そんなスタイリングのような小慣れた印象が、「CARABINER HOOK EYEWEAR CASE」にはあるのだ。
つまり、こだわりのお洋服をこのアイテム一つにギュギュッと凝縮したような高いファッション性を、「CARABINER HOOK EYEWEAR CASE」からは感じられる。アイウェアアクセサリーという枠を超えた洒落っ気が、なんともDIFFUSERらしくて興味深い。
この洒落っ気の背景には、配色のセンスの良さもあるだろう。「Black & Black leather」「Navy & Yellow leather」「Olive & Dark Brown leather」「Beige & Red leather」の4色は、それぞれ本体カラーに合わせて、巾着の布地とレザーの色が変えられている。大人の遊び心というこの感じもまた、DIFFUSERならではの演出だ。ちなみにレザーはイタリア製。これは、ささやかだけれど嬉しいポイントである。大人は細かいところにまで上質さを求めたいものだ。
大人の休日に、楽しい気持ちを持ち歩く
ファッション性の高いこの新しいメガネケース「CARABINER HOOK EYEWEAR CASE」についてご紹介してきた。
丸みのある巾着状の見た目、ユーモアのある素材感や柄、そして配色からは、メガネケースらしさは少しも感じられない。実際ケース自体のクッション性は弱いので、ソフトケースの括りではある。でも、それでいいと思う。これはきっと、大人の休日のためのメガネケースなのだ。
旅先で使うにはもちろんピッタリだけれど、普段手ぶらで出かけるような場所に、このアイテムをプラスしてみよう。お散歩や買い物、デート。日常の何気ないお出かけシーンで、「CARABINER HOOK EYEWEAR CASE」を使ってみる。サングラスはもちろん、iPhoneや煙草を入れてもいい。口元を絞ることができるため中身が飛び出しにくいので、小銭を入れてもいいだろう。
だけど極端な話、何も入れなくてもいいかもと、私は思う。
私たちが「CARABINER HOOK EYEWEAR CASE」を持ち歩きたくなるのは、きっとそれが、どこまでも自由だからだ。 ファッションアイテムのように、「CARABINER HOOK EYEWEAR CASE」をコーディネートしてみる。用途を超え、ただカッコいいから身につけるという楽しみ……。こういうふうに自由にアイウェアアクセサリーを楽しむというのは、DIFFUSERが教えてくれたことだ。
あとから使い道を考えたっていい。
そこにまず入れたいのは、楽しい気持ち。
そしてそんな楽しい気持ちはいつだって、あなたをより素敵な場所へと連れて行ってくれるはずだ。
さて、最後になるが、おそらくこの記事が 今年ラストのFEATURE記事になると思う。
2022年、DIFFUSERからは沢山の新作が発表された。そのどれからも、この記事でご紹介したような「アイウェアアクセサリーをより自由に楽しむ気持ち」を教えてもらったような気がする。来年も、使うことが楽しみになるような、そしてそれを身につける自分を今までよりちょっと好きになれるような、そんなアイテムを、DIFFUSERをとおして提案していきたい。
それでは皆さま、どうか良いお年をお迎えください。
▶︎「CARABINER HOOK EYEWEAR CASE」商品ページへ
CARABINER HOOK EYEWEAR CASE
■PRODUCT NUMBER
SG1132
■PRICE
¥10,000(+tax)
■COMPOSITION
・Nylon
・Cotton
・Italian cow leather
・Made in Japan
■COLOR
・A/ Black & Black leather
・B/ Navy & Yellow leather
・C/ Olive & Dark Brown leather
・D/ Beige & Red leather
■SIZE
10cm×21cm
山田ルーナ - 文