ジョイエブリタイム株式会社

私やあなたや、誰かのDAY OFF。RAGELOW × Metropolitan Crossbottle

私やあなたや、誰かのDAY OFF。RAGELOW × Metropolitan Crossbottle

2023/04/20

クリーニングクロス専門ブランド「Metropolitan Crossbottle(メトロポリタンクロスボトル)」に、BIGアーティストとのコラボクロスが登場。片面には 現在と未来とが入り交じった東京の街、そしてもう片面には オリジナルキャラクターが描かれた世界観溢れるデザインは、アーティストを唸らせるアーティストRAGELOW(レイジロウ)によるものだ。本記事では、そのデザインの背景と、デザイナーGUSSYが惚れ込んだ アーティストRAGELOWの魅力を たっぷりお届けしたい。

人が口を揃えて「変」と言う、神様みたいな人

「Metropolitan Crossbottle」の新作「DAY OFF」のグラフィックを手がけたのは、アーティストのRAGELOWこと望月玲児郎。グラフィックに限らず、廃材による小屋など立体物の制作や、街のスケッチなどの緻密画、またアブストラクトペイントなど、その表現手段は多岐にわたる。また、ゲリラ新聞社“NEWTOKYOPOST"の主宰をしており、ZINEなども積極的に制作。とにかく、予期せぬところで彼の手による作品に出会うような、マルチなアーティストなのだ。そして そのマルチぶりは制作物に限らず生き様にも表れており、10代の頃から国内外問わず放浪的、流動的な暮らしを好み、多様なカルチャーに触れてきたことも特徴的。それもあり、RAGELOWは「フウテンの絵描き」とも呼ばれている。

 

しかし、ここが面白いのだが、RAGELOWは自身を絵描きだとは名乗らない。本人曰くその職業は、「くろちゃんとぽわわの保護者」。くろちゃんとぽわわというのは、このクリーニングクロスでは 車に乗っているキャラクターで、RAGELOWが手がけた絵本「DAY OFF」の登場キャラクターだ。自分の生み出したキャラクターを愛し、彼らの保護者なのだというRAGELOW。それは おそらく冗談ではなく、純粋で素直な発想なのだと思う。そんな混じり気のない人間性が、人を惹きつけてやまないのかもしれない。

さて、ここまでの説明で彼がどんな人物なのか、その一端でも伝わったことを祈るが、Metropolitan CrossbottleデザイナーGUSSYの目線で語られる RAGELOWについて、少し触れておきたい。

 

GUSSYはさながらキュレーターとして 妥協なくアーティストを探し、コラボレーションする相手のことをいつもリスペクトしているが、その中でもRAGELOWは特別だ。と言うのも、若手アーティストを発掘することも多いMetropolitan Crossbottleの中で、RAGELOWはすでに大ベテランだったのである。RAGELOWの強い共感もありコラボレーションはトントン拍子に決まったが、そこに一番驚き、興奮したのは、GUSSYのデザイナー仲間、アーティスト仲間であった。

 

「RAGELOWさんがコラボしてくれるなんてめちゃくちゃレアだね!」そんな声がGUSSYに多く届き始め、GUSSYはRAGELOWのすごさを再確認したそうだ。……と言うのも、リスペクトの感情をもってRAGELOWを絶賛する声に、アーティストたちの声が少なくない。アーティストが憧れるアーティストなのだということを、GUSSYはこのコラボによって実感したのだという。

 

アーティストたちは尊敬の念を込めて、RAGELOWのことを「変」だと言う。GUSSYもRAGELOWのことを「変」と言う。彼らにとって「変」というのは、おそらく最大限の賞賛の言葉だ。人が考えることができないようなことを常に考え、そして行動しているという意味での「変」。例えるならば人間の常識が及ばない…神様のようなイメージだろうか。

 

RAGELOWはタトゥーが入っていることもあり、若い頃からバイトには落ちまくっていたのだそう。しかしだからこそ、そんな中でも生きられる場所で 出会えた人々を、心から大切にしてきた。純粋な愛をもって「変」に突き進むRAGELOW。本人は「くろちゃんとぽわわの保護者」と名乗るが、実際のところは、アーティストが憧れる真のアーティストなのだ。

いつか見るかもしれない東京の街の中で

今回のコラボアイテムのメインビジュアルは、GUSSYが惚れ込んだRAGELOWの代表作「NEW TOKYO POST」。原画は緻密な鉛筆画で、未来と今の渋谷が重ね合わされた街の様子が細かく描かれている。

RAGELOWは、「街は最大級のアート」なのだと語る。それはおそらく、彼自身 愛する人間、人生という ある種芸術のようなものが、出会いすれ違い、化学反応を起こし、さらに美しくなりうる場が、街だからなのだと思う。

 

そんなアートでもある街の様子は、向こう10年でどう変わるだろう?向こう50年で、どうなっていくだろう?
RAGELOWとGUSSYはこのコラボアイテムについて、こんなことを話したそうだ。

 

「自分たちが死んだ後にさ、今このクロスを買ってくれた人がおじいちゃんになって、その時も大事にしてくれていて、そうして孫がこの布カッコいいなってなって。それで調べた時に、Metropolitan Crossbottleを知って、RAGELOWを知って。そんなふうにずっと先まで繋がって、そしてその時にも、今のこの熱さのようなものが残っていたらいいよね」

 

そしてもう片面には、「DAY OFF」のくろちゃんとぽわわが車に乗ったイラストがシックに描かれている。彼らも のほほんと、この渋谷を車に乗って、DAY OFFを楽しんでいるのかもしれない。

現在と未来が交錯する この街・渋谷には、どんなものが描かれているんだろう?路地やビル、緻密に描かれたその先に、目を凝らしてみたい。いつか見るかもしれない東京の街の中で、私たちが出会うかもしれない何かを楽しみに思いながら、DAY OFFを気楽に過ごしてみよう。50年後、100年後も続くクリーニングクロスは、私たちの休日に新しい感覚を与えてくれそうだ。

THINK OUTSIDE THE SYSTEM - 体制の外からから物事を考える

RAGELOWには「THINK OUTSIDE THE SYSTEM」という人生のテーマがある。体制の外から物事を考えるという意味だ。

そういえばGUSSYはRAGELOWを、多角的な視点をもつ人なのだと話していた。例えば、上、下、サイドという 3つの見方が一般的なのだとしたら、RAGELOWは100くらい視点をもっているように見えるのだそう。「THINK OUTSIDE THE SYSTEM」……俯瞰して街を描いているのもまた、そういう思いによるものなのかもしれない。

 

これは個人的な考えなのだが、何かを磨いている時間って、自分を解放して思考できたりする気がする。磨く対象をちょっと客観的に見ることで、思考に余裕が生まれるというか。そういう意味では磨くという時間もまた、「THINK OUTSIDE THE SYSTEM」と言えるはずだ。

 

RAGELOWとMetropolitan Crossbottleのスペシャルコラボレーション「DAY OFF」。私やあなたや、誰かのDAY OFFを、現在と未来を重ねて、この街で味わっていこう。

山田ルーナ - 文

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