ジョイエブリタイム株式会社

アーティストEyafa|メトロポリタンクロスボトルがカメルーンから見つけた新しい才能

アーティストEyafa|メトロポリタンクロスボトルがカメルーンから見つけた新しい才能

2022/11/10

先日展示会が行われ、大盛況だった『MetropolitanCROSSbottle(メトロポリタンクロスボトル)』。「わくわくこそ、こたえ。」をコンセプトにマルチに活躍するデザイナー・GUSSYの魅力もあいまって、アイウェアユーザーに限らずファンが増えている注目のクリーニングクロスブランドだ。今回の記事では、毎度アーティスティックなデザインで楽しませてくれるこのブランドの新作コラボレーションアイテムをご紹介。カメルーン出身のアーティストEyafaが、新しいわくわくを届けてくれたようだ。

|FASHIONISTA / EYAFA (30cm×30cm, MetropolitanCROSSbottle)

GUSSYの発掘アーティスト第三弾!

「磨く」美学。ただの道具ではなく、その行為の先に唯一無二の世界をつくる『MetropolitanCROSSbottle』のクリーニングクロスは、一枚で「着る」「飾る」という要素も同時に楽しむことができる。

 

ここで重要になってくるのが、プリントされるそのデザイン。
両面プリント、シルクのような質感、鮮やかな発色‥‥それらの特徴を最大限に生かし、使い手の心をときめかせるためには、スペシャルな絵柄が絶対的に必要なのだ。

 

そのためデザイナーGUSSY氏は、自ら展示会に足を運んだりSNSをチェックしたりして、新人アーティストの発掘にかなり力を入れているそう。そして今回のコラボレーション相手もまた、そんなGUSSY氏のキュレーション力により見出されたアーティストである。

 

GUSSYの発掘アーティスト第三弾となったのは、カメルーン出身のイラストレーターEyafa。アフリカの伝統的なペイントに則り独自のスタイルで制作をする、新進アーティストだ。

 

主にフォトグラフィーをベースとし、その上に自由にペイントを繰り広げていくのがEyafaの作品の特徴。多彩なカラーと流れるような曲線からは、まるで音とリズムが聴こえてくるよう。誰もがハッピーになれる作品たちだと言えるだろう。

|FANTASISTA / EYAFA (30cm×30cm, MetropolitanCROSSbottle)

アフリカのカメルーンで生まれた才能

今回のコラボレーションアーティストEyafaの出身地、カメルーン。
カメルーンという国がどういった場所なのか、Eyafa氏自身の言葉も借りつつ少しご紹介したい。

 

アフリカ中部の大西洋沿いにあるカメルーンの面積は、日本のおよそ1.3倍。ナイジェリアや中央アフリカなど6カ国と国境が接しており、フランスと英語を公用語とする。

|アーティストEyafa

民俗学を学んだEyafa氏は、アフリカを背負って描いているのだと話す。

 

「カメルーンとその文化は、デジタル世界を含む広大な文化の中で、私の芸術に大きな影響を与えています。アフリカの芸術家のほとんどが、世界に我々の文化をより理解してもらうため、輸出する責任を負っていると言えるでしょう」

 

また、こう続ける。

 

「私に最もインスピレーションを与えてくれるのは、大衆と民俗です。そして私自身大衆文化に興味があり、自国の文化から自分の考えの本質を引き出そうと試みています」

 

だからこそEyafa氏は、アフリカの伝統的なペイントに則って制作を続けているのかもしれない。

|Eyafa氏が自らをモデルに制作したアート作品

さて、そんな実力と覚悟を備え持ったEyafa氏だが、しかしアーティストとしての歴史は決して長くない。初めての作品は2019年。美術として真剣に捉え始めたのは、ほんの最近のことのようだ。

 

もちろんこれまでにも、絵は描いていた。幼少の頃より創作に興味があり、主に鉛筆で制作を続けていたそう。バスキアやピカソ、ロペスなどの巨匠に影響を受け、カメルーンやアフリカの文化を背景に独学で経験を積んだ。

 

Eyafa氏のクリエイティブ・プロセスはこうだ。
「創作をするときにはまず興味のあるテーマを見つけます。そして、ベースとなる画像を選択します。選んだテーマによっては、あとはそこに簡単な魔法をかけるだけ。作業が完了するまでに1時間しかかからないこともあれば、7日かかることもあります」

 

Eyafa氏の作品において、ベースの写真の目がバツで潰されているのをよく見かける。これは、何を見て何を見ないかという意思の表れなのだろうか。それとも先の話のように、自分の考えの本質を引き出すべく、自分の内側に問いかけている行為を暗示しているのだろうか。

 

モノクロの内側と、見えずともカラフルな外側。
作品をじっと見ていると、自身もまた、その視点を改めさせられるような気持ちになった。

|ANGEL / EYAFA (30cm×30cm, MetropolitanCROSSbottle)

Eyafaからのメッセージ

ファンへのメッセージを問うと、こんな答えが返ってきた。

「自分自身に不可能なことは何もないということを十分に信じ、新しい経験を恐れないでください。誰もが異なり、他人に多くの共感を持っているということを受け入れましょう」

そしてこう締める。

「未来=創造性なので、一緒にやってみましょう」

若きアーティストの眼差しは、私たちに一歩踏みだす勇気と 気づきさえ与えてくれる。

デザインがとびきりポップでクールで魅力的なのはもちろんだけど、アーティストのそういう一面を楽しむのも『MetropolitanCROSSbottle』流。
磨きつつ、遠い国に、若い才能に、そして自身の本質的な考えに、思いを巡らせてみるのもいいかもしれない。

しかし改めて、GUSSY氏のセンスにはときめいてしまう。
まだ誰も知らないアーティストを長い時間をかけて探し出し、コラボレーションを打診。そしてコラボレーションアイテムが出る頃には、Eyafa氏もまたそうであるように、NFTで高額になっていたりする。

 

先見の明というかなんというか。『MetropolitanCROSSbottle』のクリーニングクロスを飾ることは、アートシーンにおいてもイケてる行為だと言えるだろう。

スケートボードとクリーニングクロス

最後にもうひとつ、Eyafa氏からチャーミングなメッセージが届いていた。

 

「水をもっと飲んで、スポーツをして、読書をして、健康でいてください」

 

スケートボードが趣味だというEyafa氏。おそらく自身が大切にしていることなのだろう。

 

余談だが、スケートボードと布って実は関係が深い。
止血のため、スケーターたちは皆 腰に布を提げるのだそうだ。

 

それを『MetropolitanCROSSbottle』にしたらカッコいいんじゃないだろうか。もしかすると、Eyafa氏はもう自身のクロスをそんなふうに使っていたりして。

 

新しいストリートカルチャーとして受け入れられる日も、そう遠くないかもしれない。

 

「磨く」「着る」「飾る」‥‥そしてプラスアルファを、ぜひあなた自身の手で見つけていただきたい。

山田ルーナ - 文

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